今回はリピーターさんからリクエストをいただき
過去のつらいトラウマとの向き合い方について
お話をしました。
トラウマ(心的外傷) は
人の心や体が対処しきれないほどの
強いストレスやショックを受けたときに、
その体験が「傷」として
心や神経に残ってしまう状態のこと。
つまり
「命の危険を感じるような体験」や
「自分の尊厳が深く傷ついた体験」が起きたときに、
心や体がそのときの恐怖・無力感・混乱などを
処理しきれず、その影響が 時間が経っても
残り続けてしまった状態を言います。
親子関係におけるトラウマ
子どもにとって 親との関係 は、命を守るための土台であり、
「自分は大丈夫」「私はここにいていいんだ」と感じられる心の安心基地でもあります。
ところが、その親との関係で…
•否定される
•比べられる
•見てもらえない
•怒鳴られる・叩かれる
•「あなたのせいで」と責められる
•過干渉で自由がない
•無関心・放置される
などの経験が繰り返されると、
心の奥に「自分には価値がない」
「私は愛されない存在だ」という
深い傷(トラウマ)が
残ってしまうことがあります。
「これは親子関係によるトラウマかもしれない」
と気づくことが回復の第一歩になります。
また「そう思って当然だったよね」
「つらかったよね」と
当時の自分に共感してあげることで、
心が少しずつ解けていきます。
信頼できる人、安心できる場所、
穏やかな時間など
「自分が安心していられる場所」を
持つことなどが自分を支えてくれます。
親との関係で傷ついた人ほど、
「いい子でいなきゃ」と思いがちですが、
物理的・心理的な距離をとることは
自分を守るためにとても大切です。
ご感想をいただきました!
*掲載許可いただいてます
匿名 Tさま(30代 女性)
■カウンセリングについて(複数回答可)
心強かった
また参加してみたい
勇気をもらえた、やってみようと思えた
■メッセージをお願いします
今回もありがとうございました。
〜中略〜
お話会の後にひとりで復習したりモヤモヤにフォーカスすると、自
涙と共に自分の本音を感じて言えた時、
なにかストンと腑に落ちた
明日からの自分が、少しだけ楽しみです。ありがとうございました
ご感想ありがとうございました!
ーーー
トラウマは人によって深さや種類が異なり、
「乗り越える」という言葉が
プレッシャーになることもあります。
トラウマは「乗り越える」というよりも
「向き合いながらケアしていく」というふうに
自分を癒していくよう考えてみてください。
トラウマと向き合う5つのコツ
① 安心できる環境をつくる
「今はもう安全だ」と頭でわかっていても
、体や神経系が「危険だ」と感じてしまうことで
起こります。
まずは 安心できる人・場所・時間 を確保することが土台です。
② 感情に名前をつけてみる
「怖い」「不安」「悲しい」など感情を
「今、不安なんだな」
「この出来事は私にとってつらかったんだ」
のように、そのまま受け止めるだけでも
整理されやすくなります。
③ 「今ここ」に戻る練習をする
トラウマは過去の記憶に体や心が
巻き戻される状態でもあります。
そんなときは、呼吸を意識したり、
手足を感じたり することで
「いまここ」に戻ってくる練習をします。
深呼吸や冷たい水で手を洗う
好きな香りをかぐなど
参加者さんにはグラウンディングや
マインドフルネスをご紹介しました。
④ 話せる範囲で「言葉にする」
体験を信頼できる人に語ることは、
自分の中でバラバラだった記憶を
整理していくプロセスになります。
ただし無理に話す必要はありません。
今回がそういう時なのかも知れませんが
「話したいと思える時が来たら」で大丈夫です。
⑤ 自分の回復ペースを尊重する
「早く忘れなきゃ」「乗り越えなきゃ」と焦らずに、小さな変化を積み重ねていくことが大切です。
昨日より少し眠れた。ひとりで出かけられた。
そういった一歩一歩が、回復の道です。
トラウマは「なくす」ものではなく、
「共に生きられるようになる」よう
一緒に目指していきましょう!
心の中に「もう大丈夫」と感じられる感覚が、
少しずつ広がっていくことを
心から願っています✨
(おわり)
◇◇◇◇◇
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