先日のブログにコメントがあり

いちごさんの疑問に答えようと思います。

 

ぼくがなぜ映画を創るのか?

 

 

ぼくが人生で最も影響を受けたものが映画だから。

 

一言でいうと、そうなるかな。

 

映画から影響を受けたぼくは

映画の力を信じているから。

 

ぼくは映画で人生を変えてきたから

できればぼくも

そんな映画を自分で創って

この世界の誰かに影響を与えられたら

それは凄いことなんじゃないかと思っているから。

 

小説からも音楽からも

ぼくは影響を受けて大人になってきたけど

 

でも、やはり

生き方や自分が進んでいきたい方向とかは

映画の影響が大きい。

 

18歳でアメリカへ行ったのも

そのまま6年ほど帰ってこなかったのも

 

映画の世界がそのまんまそこにあったから。

 

アメリカ時代の初期

ぼくは貧乏すぎて

栄養のあるものを食べれず

体調を崩してしまい

ときどき血を吐いてしまっていた。

 

自分の血を見て

ものすごく怖くなったけど

 

一歩外に出たら

自分は映画の世界にいた。

 

街並みも

そこを行き交う人も

おしゃべりしてる言葉も

みんな憧れの映画の世界そのものだった。

 

だからぼくは

たとえ血を吐いていても

スーパーに買い物に出るだけで

さっきまでの怖さが消えていた。

 

それくらい映画の中の世界に憧れていたの。

 

呑気というか

鈍感というか

 

ぼくにとって「憧れる力」っていうのは

とてつもない破壊力があって

どんな大変なことも

その力が後押ししてくれて

ぼくはいままで乗り越えてこれたと思ってる。

 

残念なことかもしれないけど

少年時代のぼくの周りには

そんなに憧れてしまうような大人たちがいなかった。

 

もしくは

映画に夢中すぎて

現実にいる素敵な大人たちに

気付けなくなっていただけなのかもしれない。

 

どちらにせよ、ぼくは

映画を観るたびに

格好良さとか

おしゃれさとか

粋とか

男らしさとか

正義についてとか

人間のズルさとか

そういう素敵に生きるためのマナーみたいなものを

ほとんど映画から教わった。

 

 

いまぼくが創っている映画は

人生のマナーを学べるものとは言い難い。

 

でも、

作者であるぼくが

感じていることを映像表現したくて

脚本を書いたものだ。

 

自分が観たいと思う映画を創りたい。

 

そんな想いで準備を進めている。

 

苦しいこともたくさんある。

 

けど、映画が好きだ。

 

その映画を自分たちで創れる喜びを

しんどくなるたびに思い出す。

 

またパワーが湧いてくる。

 

やりたいことを勝手気ままに

あれこれ想像しているのと

 

実際にひとつひとつ準備を進めていくのは違う。

 

思っていた万倍も骨が折れる。

 

そんなときの自分のパワーの源泉は

「憧れ」でしかない。

 

誰にも頼まれていない。

仕事して依頼もされてない。

(つまり、いまのところ一円も利益はない、どころか何百万という自己資産で創ろうとしている)

 

じゃあ、何で創るのか?

 

創りたいからだ。

 

たまらなく創りたいからだ。

 

それでもしんどくなる。

 

思っていた通りにならないとき

ストレスとプレッシャーと疲れが押し寄せてくる。

 

やりたいことをやり続けてやり通すためには

意志の強さだけでは足りない。

 

そんなときぼくは

自分の中の「憧れる力」を呼び起こすようにしています。

 

 

いちごさん、

疑問に答えられたかな。

 

 

 

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