札幌での企業研修。


僕のセッション(研修)はどんなテーマであれ

「思いこみを解く」

というのが核になっている。


大抵の場合思いこみを解くだけで、

気持ちや姿勢が変わり、

成果に結びつく。

この日のテーマは「電話アポ」。


経験者はみな分かると思うが、難しい課題だ。

いわゆる
「もしもし突然のお電話で失礼しますが、わたくし」

ガチャン・・・プーーーー。

とか、

「お忙しいところ恐縮ですが、私○○の」

ガチャン・・・プープープーというやつ。

30名ほどの実際に電話アポを取っている

営業の方々が集まり、3時間のセッションをした。


みなさん本当に積極的に何かを掴もうという姿勢で、

こちらも気持ちがいい。

絶対に成功して欲しいと思わせてくれる。

仕事とは言えこちらも生身の人間だ。

気持ちがいつも以上に入っていく。


様々な意見や質問が出て、

僕の経験や知識からできるだけ具体的な方法を伝えた。

少しずつみんなの思いこみが解けていく。

実践で成果を上げてくれればと心より願う。

そして話していながら、僕自身も気づかされたことがいくつもあった。

そのうちのひとつ。



丁寧に話しているのに、

途中で切られてしまう。

という問題に対して。

最後まで話を聴いてくれるか、

途中で切られてしまうかは、

どうやら丁寧さとは、

別のところにあるようだ

つまり


電話アポなどは、


丁寧に話してさえいれば、

相手はあなたの話を聴いてくれるというのは、

思いこみだったのだ。


もちろん丁寧に接することは大切だ。

しかしここで問題になるのは、

丁寧に話せば、

相手は自分を不審がらないで話を聴いてくれる

と思いこんでいることだ。

実はその逆で、

丁寧にすればするほど、

相手はあなたに対して「なんか下心があるぞ・・・」

と心に警笛を鳴らしてしまっていたのだ。

こう書いていくと当たり前の話のようで、

実は営業の場面に限らず、

ほとんどの人がこれを錯覚して行っている。

受ける側にあなたが立てば、

すぐに分かりそうな話だが、

結構優秀な営業マンも

この思いこみに気づかずにいる。