メモは取っている。でも、何も変わらない。

そんな経験ありませんか?


実は、メモには2種類あるんです。

「記録のためのメモ」と「知的生産のためのメモ」。


SHOWROOM社長・前田裕二氏が30冊のノートで実証した『メモの魔力』が、日常をアイデアに変える3ステップを教えてくれます。



メモを取っているのに、何も変わらない

会議の内容、メモしてますよね。

読んだ本の要点、書き留めてますよね。


でも、そのメモ、見返したことありますか?

そして、そのメモから、何か新しいアイデアが生まれましたか?


私もそうでした。「メモを取る習慣はある」と思っていた。でも、後で見返しても、「ああ、こんなこと書いてたな」で終わり。何も変わらない。


この本を読んで、理由がわかりました。

私のメモは、ただの「記録」だったんです。



メモには2種類ある

著者の前田裕二氏は、SHOWROOM株式会社の代表取締役社長。

小学生の頃から30冊以上のノートを書き続け、ビジネスの最前線で成果を出してきた「メモ魔」です。


その前田氏が、この本で断言しています。

メモには2種類ある。


① 記録のためのメモ

→ 会議の内容、打ち合わせの日時、話した相手など、「事実(ファクト)」を残すメモ。


 知的生産のためのメモ
→ ファクトから「気づき」を生み出し、アイデアや行動に変えるメモ。


多くの人が取っているのは①。でも、本当に価値があるのは②なんです。


前田氏は、こう言っています。

「過去の事実を思い出すことに脳のリソースを使うのではなく、メモを『第2の脳』として活用し、本来の脳はクリエイティビティに使うべきだ」


私はこれを読んで、「ああ、だから何も変わらなかったのか」と腹落ちしました。

ファクトを記録するだけで満足して、そこから「何が言えるか?」「どう活かすか?」を考えていなかったんです。



「ファクト→抽象化→転用」の3ステップ

この本では、知的生産のためのメモの書き方が、具体的に紹介されています。

ノートは見開きで使う。

  • 左ページ: ファクト(客観的な事実)を書く
  • 右ページ左側: 抽象化(これは一言で言うと何か?)
  • 右ページ右側: 転用(自分の行動にどう活かすか?)

この3ステップが、日常をアイデアに変える鍵です。



【具体例】

前田氏がある打ち合わせで聞いた話。


ファクト:
「東京・大阪でチラシを配った。大阪でアメちゃんをつけたら、ものすごい勢いでチラシがはけた。東京で同じことをやったら、大阪の3分の1の効果しかなかった」


抽象化:
「地域ごとの文化や習慣を理解し、それに合わせた施策を打つことで、効果が大きく変わる」


転用:
「自社のプロモーションでも、地域ごとにカスタマイズした施策を考える。例えば、関西では『お得感』を前面に、関東では『品質』を訴求する」


こうやって、ただの「チラシの話」が、「地域別マーケティング戦略」というアイデアに変わるんです。



抽象化が、全てを変える

この本で最も重要なのが「抽象化」です。

抽象化とは、「他でも使える法則」を見つけること


例えば、「大阪でアメちゃんをつけたらチラシがはけた」というファクトから、「地域文化に合わせた施策が効果的」という法則を抽出する。

これができると、全く別の場面でも応用できるようになります。


前田氏は、抽象化のために3つの「問い」を使うことを勧めています。

  • What型: 「これは何を意味しているのか?」
  • How型: 「どうやって実現したのか?」
  • Why型: 「なぜそうなったのか?」

特に「Why型」が重要。

「なぜ大阪でアメちゃんが効いたのか?」と問うことで、「大阪の人はお得感や人情を重視する文化がある」という本質にたどり着けます。



まとめ:メモは「姿勢」である

もしあなたが、「メモは取っているけど、何も変わらない」と感じているなら、この本を読んでみてください。

メモを「記録」ではなく、「知的生産」の道具に変える方法がわかります。

  • メモには「記録」と「知的生産」の2種類がある
  • 「ファクト→抽象化→転用」の3ステップで、日常がアイデアに変わる
  • 抽象化とは、「他でも使える法則」を見つけること

この3つを理解するだけで、あなたのメモは確実に変わります。


私も、この本を読んでから、メモの取り方を変えました。

会議でも、本を読むときも、「これは一言で言うと何か?」「自分の行動にどう活かすか?」を必ず書くようにしています。

そしたら、アイデアが出るようになりました。

あなたも、ぜひ試してみてください。




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