
スタッフが動いてくれない、お客さんが反応してくれない…
そんな悩み、ありませんか?
実は、人を動かすのに難しいテクニックはいりません。
1936年から90年間、世界1500万部以上読まれ続けるD・カーネギーの『人を動かす』が、シンプルな30の原則を教えてくれます。
「人が動いてくれない」という悩み
起業して、一番つらかったこと。
それは、「人が思うように動いてくれない」ことでした。
スタッフに指示しても、なかなか動いてくれない。
お客さんに提案しても、反応が薄い。
SNSで発信しても、誰も見てくれない。
「自分のリーダーシップが足りないのか?」
「もっと強く言わないとダメなのか?」
そう悩んでいた時に、出会ったのがこの本でした。
デール・カーネギーの『人を動かす』。
1936年に出版されて以来、90年間読まれ続けている古典中の古典。世界で1500万部以上、日本でも500万部以上売れている、人間関係の教科書です。
この本を読んで、私は気づきました。
人を動かすのに、難しいテクニックはいらない。
人を動かす3原則―まず、批判をやめる
カーネギーが最初に教えてくれるのは、「人を動かす3原則」です。
①批判も非難もしない、苦情も言わない
②重要感を持たせる(承認欲求を満たす)
③人の立場に身を置く
私が一番衝撃を受けたのは、①の「批判も非難もしない」でした。
正直、スタッフがミスをしたら、「なんでこんなこともできないの?」と思っていました。お客さんが買ってくれなかったら、「なんでわかってくれないんだろう」とイライラしていました。
でも、カーネギーはこう言います。
「人は批判されると、自己防衛に走り、自分を正当化しようとする。批判しても、人は変わらない」
これを読んで、ハッとしました。
私は、スタッフを動かそうとして、逆に動かなくさせていたんです。
それから、批判をやめて、まず相手の立場で考えるようにしました。
「このスタッフは、どうしてこう動いたんだろう?」
「このお客さんは、何を求めているんだろう?」
そうやって考えると、見える景色が変わりました。
人に好かれる6原則―まず、与える
次に、カーネギーが教えてくれるのは、「人に好かれる6原則」です。
④誠実な関心を寄せる
⑤笑顔を忘れない
⑥名前を覚える
⑦聞き手にまわる
⑧関心のありかを見抜く
⑨心からほめる
ここで私が一番実践したのは、⑦の「聞き手にまわる」でした。
起業家って、どうしても「自分の商品を売りたい」「自分の想いを伝えたい」と思ってしまう。
でも、カーネギーはこう言います。
「人は、自分のことに一番興味がある。だから、まず相手の話を聞くこと」
私は、お客さんとの打ち合わせで、まず相手の話を聞くようにしました。
「今、どんなことに困っていますか?」
「どんな未来を実現したいですか?」
そうすると、お客さんは自然と話してくれる。そして、「この人はわかってくれる」と思ってくれる。
結果、提案が通りやすくなりました。
人を変える9原則―まず、ほめる
最後に、カーネギーが教えてくれるのは、「人を変える9原則」です。
⑩まずほめる
⑪遠回しに注意を与える
⑫命令をしない
⑬顔をつぶさない
⑭わずかなことでも褒める
⑮期待をかける
⑯激励する
⑰喜んで協力させる
ここで私が一番心に残ったのは、⑩の「まずほめる」でした。
スタッフに注意するとき、私はいきなり「ここがダメだよ」と言っていました。
でも、カーネギーはこう言います。
「まず、良いところをほめる。そのあと、改善点を伝える」
これを実践したら、スタッフの反応が全然違いました。
「今回の資料、すごくわかりやすかったよ。ただ、ここの数字だけ確認してもらえる?」
こう言うと、スタッフは素直に「わかりました!」と動いてくれる。
批判から入ると、防御されて終わり。でも、ほめから入ると、心が開いて動いてくれるんです。
まとめ:90年読まれ続ける理由
この本が90年間読まれ続けている理由。
それは、人間の本質は変わらないから。
1936年でも、2026年でも、人は誰でも「認められたい」「尊重されたい」と思っている。
だから、カーネギーの30の原則は、今でも有効なんです。
- 批判しない、まず相手の立場で考える
- 自分が話すより、まず相手の話を聞く
- 注意する前に、まずほめる
この3つを意識するだけで、人間関係は劇的に変わります。
私も、まだまだ完璧にはできていません。でも、この本を読んで、「人を動かすのに、難しいテクニックはいらない」と気づけました。
あなたも、ぜひ試してみてください。
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