今日、あなたは空を見上げましたか。
空は遠かったですか、近かったですか。
雲はどんなかたちをしていましたか。
風はどんな匂いがしましたか。
雨の雫をいっぱい溜めたクモの巣を見たことがありますか。
このまえ、川を見つめたのはいつでしたか。
こんばんは
いまひろです。
これは、長田 弘(おさだひろし)さんの詩の一部です。
20代の終わり頃にこの詩を知って、
「YES」と答えれることが多い自分を嬉しく思うと同時に
こうゆう世界に属していたいと思っている自分に気づきました。
そして、付き合う人は、たくさん「YES」があるような男性がいいなぁ とも。
今、思うのは。
望みって叶うんだな。
自分の望む方向に、進んでいくものなんだな~、
ということ。
自分の中に、”核”のようなものがあって、
それに合った現実を形作っていくようになっている、とでもいうのでしょうか。
(漫然としていてもいつのまにかそっちにいってる、みたいな)
うまく言えませんが、
この「現実」にも幅があって、
より自分純度の高い「現実」もあるように思います。
(こっちは自分が意識的に動く)
長田弘さんの詩の全文はこちらです。
ちょっと長いんですけど。
「最初の質問」
今日、あなたは空を見上げましたか。
空は遠かったですか、近かったですか。
雲はどんなかたちをしていましたか。
風はどんな匂いがしましたか。
あなたにとって、いい一日とはどんな一日ですか。
「ありがとう」という言葉を、今日、あなたは口にしましたか。
窓の向こう、道の向こうに、何が見えますか。
雨の雫をいっぱい溜めたクモの巣を見たことがありますか。
樫の木の下で、あるいは欅の木の下で、立ちどまったことがありますか。
街路樹の木の名を知っていまとか。
樹木を友人だと考えたことがありますか。
このまえ、川をみつめたのはいつでしたか。
砂のうえに坐ったのは、草のうえに坐ったのはいつでしたか。
「うつくしい」と、あなたがためらわず言えるものは何ですか。
好きな花を七つ、あげられますか。
あなたにとって「わたしたち」というのは、誰ですか。
夜明け前に啼きかわす鳥の声を聴いたことがありますか。
ゆっくりと暮れてゆく西の空に祈ったことがありますか。
何歳のときのじぶんが好きですか。
上手に歳をとることができるとおもいますか。
世界という言葉に、まずおもいえがく風景はどんな風景ですか。
いまあなたがいる場所で、耳を澄ますと、何が聴こえますか。
沈黙はどんな音がしますか。
じっと目をつぶる。
すると、何が見えてきますか。
問いと答えと、いまあなたにとって必要なのはどっちですか
これだけはしないと、心に決めていることがありますか。
いちばんしたいことは何ですか。
人生の材料は何だとおもいますか。
あなたにとって、あるいはあなたの知らないひとびと、
あなたを知らない人びとにとって、幸福って何だとおもいますか。
時代は言葉をないがしろにしている ―― あなたは言葉を信じていますか。
長田 弘
明日も光とともに。 よい一日でありますように![]()
