ご訪問ありがとうございます。
吉本ばななさんの有料note、話題になってますよね。
私はどこかで、才能がある人は幸せなのだと思っていた。
文章が書ける。
人に届く言葉を持っている。
読者がいる。
名前がある。
それだけ持っていれば、人生はもっと安定するのだろうと。
でも、たぶん違う。
才能があることと、幸せであることは別だ。
どれだけ言葉を持っていても、傷つくものは傷つく。
どれだけ認められていても、家族との問題が消えるわけではない。
どれだけ書けても、自分の人生を簡単に救えるわけではない。
むしろ、才能があるからこそ見えてしまうもの、感じてしまうものもあるのかもしれない。
そして私は、自分の家族のことを考えた。
うちも、けっこう毒親だったと思う。
今でも、多分、テレビでみるような仲良し母娘みたいな家族のように仲がいいとは言えない。
理不尽だったこともある。
もっと普通に愛されたかったと思うこともある。
でも、私には反抗する精神があった。
完全には飲み込まれなかった。
親の言うことをすべて真実として受け取らなかった。
おかしいと思うことには、心の中でちゃんと反発していた。
小学生のときから、いかに早く家を出るかしか考えていなかった。
2万字くらいあるそうで、読む時間あるかな?と思いましたが
テンポよく書かれているので一瞬で読めました。
多分、普通の人と違うところに私は反応したと思う。
中でも、胸に残った一文があった。
> さて、私がなんでこんなことを、普通は小説に溶け込ませて同じ境遇の人を救うために物語に乗せて書くようなことを赤裸々に書いているかというと、姉との関係が最終局面に来ているからである。
この文章を読んだとき、私は少し嫉妬した。
うらやましい、と思ってしまった。
もちろん、家族との関係が最終局面に来ていること自体がうらやましいわけではない。そんなものは苦しいに決まっている。
中でも、胸に残った一文があった。
> さて、私がなんでこんなことを、普通は小説に溶け込ませて同じ境遇の人を救うために物語に乗せて書くようなことを赤裸々に書いているかというと、姉との関係が最終局面に来ているからである。
この文章を読んだとき、私は少し嫉妬した。
うらやましい、と思ってしまった。
もちろん、家族との関係が最終局面に来ていること自体がうらやましいわけではない。そんなものは苦しいに決まっている。
意識して、小説で、人を、救える。
それだけの才能と実績がある人が、そこまで切実なものを抱えていて、それを言葉にしていることに、ぐっと来た。
それだけの才能と実績がある人が、そこまで切実なものを抱えていて、それを言葉にしていることに、ぐっと来た。
小説家に憧れたことがある、元文学少女の私には、とくに。
もしこれが、まったく知らない一般人の手記だったら、受け取り方は全然違ったと思う。
でも、吉本ばななさんはすごい人だ。
小説家として圧倒的な実績があり、言葉で人を救ってきた人だ。その人が、物語に溶かすこともできたはずのものを、あえて赤裸々に書いている。
その切迫感、迫力に、私は嫉妬したのだと思う。
「これを書かなければ進めない」というものがあること。
人生の奥底から、文章が噴き出している感じ。
そこに、うらやましさを感じた。
もしこれが、まったく知らない一般人の手記だったら、受け取り方は全然違ったと思う。
でも、吉本ばななさんはすごい人だ。
小説家として圧倒的な実績があり、言葉で人を救ってきた人だ。その人が、物語に溶かすこともできたはずのものを、あえて赤裸々に書いている。
その切迫感、迫力に、私は嫉妬したのだと思う。
「これを書かなければ進めない」というものがあること。
人生の奥底から、文章が噴き出している感じ。
そこに、うらやましさを感じた。
私はどこかで、才能がある人は幸せなのだと思っていた。
文章が書ける。
人に届く言葉を持っている。
読者がいる。
名前がある。
それだけ持っていれば、人生はもっと安定するのだろうと。
でも、たぶん違う。
才能があることと、幸せであることは別だ。
どれだけ言葉を持っていても、傷つくものは傷つく。
どれだけ認められていても、家族との問題が消えるわけではない。
どれだけ書けても、自分の人生を簡単に救えるわけではない。
むしろ、才能があるからこそ見えてしまうもの、感じてしまうものもあるのかもしれない。
そして私は、自分の家族のことを考えた。
うちも、けっこう毒親だったと思う。
今でも、多分、テレビでみるような仲良し母娘みたいな家族のように仲がいいとは言えない。
理不尽だったこともある。
もっと普通に愛されたかったと思うこともある。
でも、私には反抗する精神があった。
完全には飲み込まれなかった。
親の言うことをすべて真実として受け取らなかった。
おかしいと思うことには、心の中でちゃんと反発していた。
小学生のときから、いかに早く家を出るかしか考えていなかった。
幸い、日本のテストは記憶力中心だったので、記憶力がよかった私は
ろくに勉強しなくても私立に行かずに大学まで卒業することができた。
そして。
そして。
金の無心はしてこない。
距離を近づかなければ、そこまでの害はない。
この言い方は少し冷たく聞こえるかもしれない。でも、正直な感覚としてそう思った。
傷がなかったわけではない。
でも、人生を根こそぎ奪われるほどではなかった。
私は自分の足で外に出ることができた。
だから、よしもとばななさんの文章に嫉妬した自分を見て、少し思った。
私は、不幸の深さを欲しがっていたのかもしれない。
もっと強烈な痛みがあれば、もっと深い文章が書けるのではないか。
もっと複雑な家族がいれば、もっと語るべき物語が生まれるのではないか。
もっと苦しんだ人のほうが、表現者として強いのではないか。
でも、それも違うのだと思う。
不幸が才能を作るわけではない。
傷が多いほど、人を救えるわけでもない。
苦しみが深ければ、文章が深くなるわけでもない。
大事なのは、どんな経験をしたかだけではなく、それをどう見るかだ。
私には私の傷がある。
私には私の反抗心がある。
私には私の、人生を取り戻そうとしてきた道がある。
家族に完全に壊されなかったこと。
反抗する精神があったこと。
外に出ようとする力があったこと。
それは、別に薄い人生ではない。
誰かの痛みを借りなくてもいい。
誰かの不幸をうらやましがらなくてもいい。
私は、私の場所から発信すればいい話。
すごい人には、すごい人の人生がある。
私には、私の人生がある。
普段、スマホでちゃちゃっとブログを書いている私が
この言い方は少し冷たく聞こえるかもしれない。でも、正直な感覚としてそう思った。
傷がなかったわけではない。
でも、人生を根こそぎ奪われるほどではなかった。
私は自分の足で外に出ることができた。
だから、よしもとばななさんの文章に嫉妬した自分を見て、少し思った。
私は、不幸の深さを欲しがっていたのかもしれない。
もっと強烈な痛みがあれば、もっと深い文章が書けるのではないか。
もっと複雑な家族がいれば、もっと語るべき物語が生まれるのではないか。
もっと苦しんだ人のほうが、表現者として強いのではないか。
でも、それも違うのだと思う。
不幸が才能を作るわけではない。
傷が多いほど、人を救えるわけでもない。
苦しみが深ければ、文章が深くなるわけでもない。
大事なのは、どんな経験をしたかだけではなく、それをどう見るかだ。
私には私の傷がある。
私には私の反抗心がある。
私には私の、人生を取り戻そうとしてきた道がある。
家族に完全に壊されなかったこと。
反抗する精神があったこと。
外に出ようとする力があったこと。
それは、別に薄い人生ではない。
誰かの痛みを借りなくてもいい。
誰かの不幸をうらやましがらなくてもいい。
私は、私の場所から発信すればいい話。
すごい人には、すごい人の人生がある。
私には、私の人生がある。
普段、スマホでちゃちゃっとブログを書いている私が
PCからちゃんと感想を書こうと思ったくらいに
人の心をゆさぶれる文才。
やっぱり、吉本さんはすごいなあ。
【お役立ちライフハック】











