私達は美しい物を見ると自然にうれしくなりますし、

規則的な整った形を見ると、ホッとして安らぎを感じます。

何故なら私達誰もが、大きな法則の一部として存在するからです。

暦や時計、潮や月の満ち欠けや、脈拍、呼吸など、

一定のリズムが複雑に絡み合う、

全ては曼荼羅の法則の中にあります。

ただ祈りましょう。その形が整うように、と。

 

しかし瑕疵の無い愛などなく、

完璧なものを求めすぎては道を踏み外します。

は弱い心に打ち勝つ強さを教えてくれる宝です。

人の気持ちは揺れるから、どちらも本当のあなたです。

 

 

人は弱みに注目しやすい生き物です。

謙虚さが美徳とされる日本においては特にそうかもしれません。

反省、内省は尊いことですが、

時に罪悪感などの不要な感情を生んでしまいます。

 

人を人生という海を流されながら、

自ら方向を定めて進むヨットだとしたら、

欠点はヨットに空いた穴のようなものかも知れず、

穴をふさがないとヨットは沈没してしまうので、

人はそちらに緊急性を感じますが、

同時長所というが上がっていなければ、

ヨットは進むことはできません。

 

私達の人生は、例えていうならを補修しながら、

進むヨットの様な物なのかもしれません。

完璧な形などというものはありえず、

が開いていても、もれてくる水と必死で戦いながら、

それでも帆をかけて進まなければならない。

このに当るものが、長所や才能、使命感です。

 

 

更にこの世は予期せぬ出来事にあふれていて、

人間は身を守るために本能的にネガティブに備えたりもしますが、

実は心配事の9割は実際には起こらず、

ハプニングは予測もつかなかった角度から突き刺さるので、

シュミレーションしたその時間は、ほとんど無駄になります。

 

しかも原因と結果はイコールになる事の方がむしろ少なく、

昔からある「風が吹いたら桶屋が儲かる」ということわざや、

ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきは、テキサスで竜巻を起こすか?

という力学的な予測困難の運動をバタフライエフェクトとも言いますが、

私達の人生も、見えないところでは複雑に絡み合い、

良かれと思ってした何かが仇となる事もあり得ますし、

「人間万事塞翁が馬」と例えられる通り、

もちろん何かの大きな禍に見える事が、

後に素晴らしい出来事に繋がったりもします。

 

 

全て縁によって絡み合う この世は曼荼羅の都。

複雑で繊細な宇宙曼荼羅の美しい絹織物の法則の中、

私たちの存在はわずか1本の糸のようなもので、

目で確認する事すら難しいほど微々たるものかも知れません。

しかしそのどの1本が欠けても曼荼羅は完成せず、

どの糸にもそれぞれの役割があり優劣はないのです。

また一人に一つの曼陀羅があり、

自分の世界は自分が作っているという事もできます。

 

コロナ菌のようなある日どこかで発生した、

眼にも見えない小さな一つのウィルスが、

これだけ人類に影響しマイナスなものだけではなく、

進歩という意味においても大きな変化を促すのなら、

私たち一人一人の存在の力の大きさもまた無限大です。

ある日どこかで誰かが起こすほんの小さなバイブレーションが、

大きな何かを動かすかもしれません。

 

人生における大きな選択、結婚や就職などはわかりやすいですが、

例えばあなたが今日朝に飲む飲み物一杯でさえも、

それをどんな気持ちで淹れて誰といただくかが、

誰かの幸せか、誰かの健康状態への影響とか、

予期せぬハプニングに、繋がっている事だってありえるのです。

 

 

全ての人がそれぞれに自分の幸せに責任を持つのなら、

この世は平和になるでしょう。

全体の一部として個を生きる事を忘れなければ、

自分の幸せを願う事も決してエゴではないのです。

目の前の誰かを癒せばその振動は伝わって響き、

世界中の必要な所へ届く事でしょう。

 

和音は同じ波長で共鳴し、共鳴すれば広く、

オーケストラの演奏のように響き合います。

喜びも 悲しみも全ての感情は等しく、

分け合えば増えていきます。

 

 

シンクロニシティーは意味のある偶然。

時を超えたエネルギーの交信。

誕生日が同じ 名前が同じ のようにわかりやすいものから、

夢で見た場所に誘われる 欲しかったものが届く

予感が現実になる のような、

自分にしかわからないメッセージ的なものまで。

 

思考 記憶 引き寄せとは線で繋がるように単純ではなく、

複雑に絡み合って存在します。

一つの大きな出来事は無数の小さな出来事の積み重ねの結果。

偶然は必然 必然は偶然

 

全ての出会いは奇跡です。

織りなす糸は複雑に絡み合いまた受け継がれていき、

去っていった人も自分と共に育ち続けています。

 

今こそ自分の役割を思い出して果たすべきです。

整った曼荼羅の図形の一部として、

美しく生きていきましょう。