栗林あや(いがぐりこ)です。
今日は、京都の会場とオンラインZOOM配信で、「マスターコース卒業生のためのカウンセリング・起業フォローセミナー」を開催しました。
わたしはアシスタント業務で参加させていただきました。
講師はコバさん(小林威之さん)
今回のテーマは「親子関係」でした。
いろいろなお話があった中で、わたしの中でいちばん残ったのは「20歳からのルールチェンジ」のお話でした。
最初にコバさんは、
カウンセリングをしていると、どんなご相談でも親子関係の話に行きつくことが多い
というところからお話を始めてくださいました。
たとえば、恋愛がうまくいかない、仕事で自信が持てない、人付き合いがしんどい・・・
私もカウンセラーとして、クライアントさんのこういったご相談を一つひとつ聞いていくと、
根っこの部分に、親との関係が関わっていることが本当に多いです。
だからカウンセラーにとって、親子関係を理解することは基本中の基本、というところからお話は始まりました。
そのうえでコバさんが教えてくださったのが、
人は0歳から20歳くらいまで、「親に嫌われそうなダメな自分」を少しずつ減らしながら大人になっていく、というお話でした。
子どもは生まれたときから親がいちばん近くにいる存在で、自分一人ではまだ生きていけないことも、なんとなくわかっているそうです。
だから子どもは、「いかに親に気に入られるか?」を真剣に考えながら育っていく。
学校の先生に認められたい、近所の人に褒められたいという気持ちも、よく見ていくと、結局は「親に嫌われないため」につながっていて、
これにはわたしも、「なるほどなぁ〜!」と聞いていました。
ここでコバさんは、こうおっしゃいました。
「子どもが思っている『ダメな自分』は、実は親が決めたわけじゃなくて、子どもが勝手に作ったルールなんだ」
そして、コバさんご自身の子ども時代の体験として、「ミニカーを買ってもらえなかった」といいエピソードも紹介してくれました。
子どもの側から見ると「自分はダメで、親から嫌われてるから、買ってもらえなかった」と映っていたのに、親の側にはそういう意図はまったくなかった
というお話で、
子どもが見ている景色と親が見ている景色は本当に違うんだなぁ!って感じました。
で、いよいよ今日のメインテーマ「20歳からのルールチェンジ」のお話。
コバさんいわく、20歳くらいになると、人は「ルールチェンジ」をする必要があるそうです。
ここで言うルールチェンジとは、
それまで「親に嫌われないように生きる」というルールで動いてきたところを、
「親以外の人とつながりながら、自分の生き方を作っていく」というルールに切り替えていく こと。
人はだれでも、何かに支えてもらいながら生きています。
子どものうちは、その支えがほとんど「親」で、ある意味で親に依存しながら育っていきます。
それを20歳前後で、親以外の人や場所、仕事や仲間など、別の支えに少しずつ移していく作業が必要になる、というお話でした。
このルールチェンジがうまく起きないまま大人になると、子どものときの「親に嫌われないように」というルールが、そのまま残ってしまいます。
そうなると、その人は、職場の上司にもお友達にも、出会う人みんなに対して「この人にも気に入られなきゃ」と頭と体を使ってしまって、生きづらくなっていく、というお話でした。
聞きながら、わたしのところに来てくださるクライアントさんや、そして私自身が、「断れない」「人付き合いがしんどい」と悩んでいるときの場面が、いくつも頭に浮かびました。
子どもの頃に作ったルールが、大人になっても自動で動き続けているから、しんどくなっていたんだなって、改めて整理ができた感じがしました。
そしてコバさんが伝えてくださったのが、
「女性は10代、20代と長い時間をかけて、『ダメな自分』を削ぎ落とす努力をしてきている。だから、それを急に手放すのは難しい」
というお話でした。
ルールチェンジが必要だとわかっても、これまで何年もかけて頑張って作ってきた自分を、急に変えられるわけではありません。
だからカウンセリングでは、急がず、「親に嫌われないように頑張ってきた自分」を少しずつ外していきましょうね、というお話でした。
聞きながら、わたしもたくさんメモを取りました。
大人になってからは、こういう「親に嫌われないために身につけたルール」を少しずつ休ませて、
「ダメだからと引っ込めていた自分」を取り戻していく作業が大事になる、とコバさんはおっしゃっていました。
具体的には、好きなものを「好きです」と言ってみたり、欲しいものを「欲しい」と素直に伝えたり、本当はやりたくないことに「やりたくない」と返したりする練習です。
そうやって、子どもの頃に削いできたところを、少しずつ自分に戻していく。
コバさんのお話を聞いていて、カウンセラーとしてクライアントさんに向き合うときと、自分自身のことを考える時の両方で、気をつけられそうだなと思いました。
このあとは、参加者のみなさんからの質疑応答の時間でした。
わたしも一緒に質問にお答えさせていただきました。
「自分の子どもが『ダメな自分』と思い込まないように育てるには、どうしたらいいでしょうか?」
「セミナーやカウンセリングに来てくれた人が次から来なくなったりしたら、どうしたらいいでしょうか?」
など、いろんな質問が出ました。
カウセラーとして活動していると、「もっと準備をちゃんとしよう」とか、「もっと整えよう」とか、そういう気持ちが出てくるのは当たり前のことです。
でも、そこで「ちゃんとしなきゃ」と頑張りすぎて止まってしまうと、結局、子どもの頃の「ちゃんとできない自分はダメ」というルールが、また動いてしまうところもあります。
だからこそ、周りからの評価が気になったとしても、淡々と続けていくことが、自分にとっても「ダメな自分」を取り戻していく練習になっている、ということなのかなと、わたしは聞きながら思いましたp。
「親子関係」というテーマって、重たい話のように感じるかもしれません。
でもコバさんはいつも穏やかで、ところどころに笑い(爆笑)もあって、気づくと自分のことも自然に振り返らされている、ってスタイルです。
今日も、京都の会場もZOOMの画面の向こうも、あったかい空気でした。
次回の開催が決まりましたら、またこちらでお知らせしますね。
カウンセラーとして活動中の方も、これから学びたい方も、ご自身の親子関係をゆっくり見つめてみたい方も、どなたでも歓迎です。
お待ちしています。
栗林あや(いがぐりこ)でした!
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