心理カウンセラー・公認心理師の
栗林あや(いがぐりこ)です。
人からのちょっとしたアドバイスが、ずっと負担になって頭に残ることってありませんか。
「もうちょっとこうしたら?」とか、「それ、大丈夫?」とか。
相手は軽い気持ちで言っただけかもしれない。わかってる。
わかっているのに、なぜか胸がズキッとなって、
「私が何か間違ってたのかな」って、あとからぐるぐる考えちゃう。
・・・みなさんは、そういうこと、ないですか?
先日、仲間たちとダイエットアプリ「あすけん」の話をしていました。
「あすけん」というのは、食べたものを入力すると、栄養バランスを分析してくれるスマホアプリ。
なんだけど・・・
毎日キャラクターのお姉さんが、私の1日の食事を見て、アドバイスをくれる機能があって。
で、チョコやケーキを食べた日なんかは、
「あやさん、今日はお菓子の食べ過ぎですね
」
って注意されます・・・。
わかってる!!わかってるんです!!!![]()
![]()
私はこのアドバイスが、わかってるのにいちいち言われるから
「クソバイス」に感じてしまって、ウンザリして、アプリをやめてしまいました。
そして、私と同じ理由で、「あすけん」をやめた友人が、他にもいたのです。
ところが、一人だけ「あすけん」の入力がコツコツ続いているメンバーがいて。
続けるコツを聞いたら、答えがすっっっごくシンプルでした。
その友人が言ってたのは
「そもそも私、あのお姉さんのアドバイスをちゃんと読んでない!
」って!!
友人は、そもそもお姉さんのアドバイスをじっくり読んでないし、
たまたまお姉さんの「今日はお菓子の食べ過ぎですね
」ってクソバイスが目に入ったとしても、
「だよね〜!だって今日チョコ食べたしっ!
」
「知ってるっ!
」
って笑って終わりにしてる、って言ってたのです。
目から鱗でした。
私はあすけんのお姉さんの言葉を、いちいちクソ真面目に受け止めていました。
そして「責められた」って感じて、嫌になってやめてしまった。
でも友人は、同じ言葉を見ても、笑い飛ばして終わり。
同じアプリを使って、同じ言葉を見ているのに、受け取り方が全然違ってたのです。
これ、アプリだけの話じゃないな、って思いました。
日常の人間関係でも、同じことがよく起きますよね。
誰かのちょっとした一言を「正論」として真正面から受け止めて、「私がダメだったんだ」って、自分を責めてしまう。
相手はそこまでの意味を込めていないのに、こちらが勝手に「責められた」って感じてしまう。
でもこれ、性格の問題じゃないんだと思います。
ちっちゃい頃から、親や先生の言葉を「正解」として受け取ってきたことが多い人は、
大人になっても誰かの一言を「私への採点」みたいに感じちゃうんです。
言葉の中身より先に、「私はダメだと思われたんじゃないか」という不安のほうが来てしまう。
だから、軽いアドバイスでも胸にズキッと来る。
あすけんのお姉さんの「今日はお菓子の食べ過ぎですね
」だって、
アプリが記録をもとに出した、ただの自動コメントです。
でも私には、
「あなたは本当にダメですね」
「ほら今日もダメでしたよ」
と言われたように感じてました。
アプリ相手なのに、人間関係と同じ反応をしていたんです・・・・![]()
もしあなたにも思い当たることがあって、誰かの言葉にズキッとしたとしたら。
「あ、またクソ真面目に受け取ってるな、私」って気づくのが大事。
で、その友人の話を聞いて、私も「あすけん」を再チャレンジすることにしました。
実際に入力を再開したら、「あ、今これ、真面目に受け取りすぎてるな」って気づくことが増えました。
気づくだけで、「責められた」という感覚がちょっと薄まった気がします。
よかったら試してみてくださいね。
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