心理カウンセラー・公認心理師の
栗林あや(いがぐりこ)です。
先日、高校生の長女を歯医者に連れて行きました。
学校終わりに車で迎えに行って、そこから歯医者まで30分。
予約時刻にちょうど間に合う計算でした。
ところが、時間になっても、長女がなかなか学校から出てこない。
しばらくして、ダッシュで長女が車にやってきました。
活動が長引いて遅くなったそうです。
私はめっちゃ慌てました。
法定速度は守りながら、でも内心はハラハラしながら車を運転して、歯医者に向かいました。
結局、余裕で間に合ったんですけどね(笑)
で、歯医者で娘の治療が終わるのを待っている最中に、
ふと、昔の同僚のことを思い出したのです。
その同僚がある日、
「昨日、歯医者に遅刻しちゃってさぁ、『今度遅刻するときは先に連絡くれないともう受付ができない』ってキツく言われちゃった、はっはー!」
と、あっけらかんと話していたのです。
で、何にびっくりしたかって、
その後も、その同僚は気にせず普通にその歯医者に通っていたことでした。
私だったら絶対に無理です。
そんなふうにきつく注意を受けたら、
「ごめんなさい!!本当に申し訳ありません
!!」ってなって、
気まずくて、もうその歯医者には行けなくなっちゃう。
同僚は、注意されても、そこまで気にしていなかったのです。
私は、注意されたら「もうここにいてはいけない」って感じてしまう。
みなさんは、どうですか?
もちろん、遅刻はよくない。それは前提です。
でも、この差って、性格の違いだけじゃなくて、
心の奥にある「自分はここにいていいのか」という感覚の違いなんだと思います。
注意されても「まあ次から気をつけよう」と思える人は、
自分の居場所がそれで揺らがない。
私みたいなタイプは、注意されると、居場所ごと失う感じがするのです。
小さい頃から、怒られたら「私が全部悪い」と思ってきた。
迷惑をかけたら、もうその場にいる資格がないと感じてきた。
この感覚に気づいたのは、カウンセリングを学んでからです。
気づいたからといって、すぐに変わるわけじゃないけど、
「ああ、私またやってるな」って気づけるだけで、ちょっとだけ楽になりました。
帰りの車の中で、「私、今日もずいぶんハラハラしたなあ」と思って。
そのハラハラの正体は、歯医者に遅れることそのものじゃなくて、
「迷惑をかけた自分」を受け止めきれない怖さだったんだなって。
そんなことを考えた、娘の歯医者の日でした。
栗林あや(いがぐりこ)でした!
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