心理カウンセラー・公認心理師の

栗林あや(いがぐりこ)です。

 

SNSを開いたら、

いつも楽しい投稿をしていた友人が、

急に強い口調で、何かを訴えていた。

 

 

「この人、どうしちゃったんだろう」

 

・・・そう思ったこと、ありませんか?

 

 

「これは大事なことだ」

 

「これは危険だ」

 

「みんなにも知ってほしい」

 

突然そんなことを言い始めて、別人みたいに見える。

 

怖いとまでは言わないけど、なんだかざわざわする。

 

 

 

これ、実は珍しいことではないと思います。

 

そして、その人が「おかしくなった」わけじゃないです。

 

 

人って、「わからない不安」に一番耐えられないのです。

 

「漠然とした不安」って、すごくしんどい。

 

 

だから心は、「これが原因だ!」というストーリーを探し始めるようになっています。

 

社会のニュースでもいいし、

芸能ニュースでもいい、

健康の情報でもいい、

人間関係のことでもいい。

 

 

「これのせいだ!」「こいつが悪い!」と特定できた瞬間、不

安がちょっと楽になる。

 

でもこれ、不安が解消されたんじゃなくて、

「不安の置き場所が」見つかっただけなのです。

 

 

でも、見つけた本人にとっては、それが「答え」なんですね。

 

だから黙っていられなくなる。

 

「これは大事なことだ」

 

「これは危険だ」

 

「みんなにも知ってほしい」

 

あの強い主張は、ここから始まっています。

 

 

 

で、今日一番伝えたいのは、ここからです。

 

「あの人、急に変わったな」って感じたとき、

あなたの中でも何かが起きています。

 

 

それは、あなたの中にあった「その人のイメージ」が壊れたということ。

 

「明るくて面白い人」

「冷静で頼れる人」

 

その人が急に別の強い主張を始めたとき、

 

壊れるのは「相手そのもの」ではなくて、

あなたの中にあった「その人のイメージ」が壊れた、ってことなのです。

 

 

これって、小さな「喪失」なんだよね。

 

「あの人はもういない」・・・わけじゃないけど、

「私が知っていたあの人」はもういない。

 

だからモヤモヤするし、寂しいし、ちょっと怖い。

 

・・・思い当たること、ありませんか?

 

 

でもね、これ、全部自然なことです。

 

あなたの感覚はおかしくない。

 

だって大事な人が、急に変わっちゃったんだもん。

 

そりゃ、戸惑って当然です。

 

 

大事なのは、「相手の主張が、正しいか?間違ってるか?」を判断することではなくて、

 

「今はわからない。でもそれでいい」って、結論を出さずに置いておくことです。

 

 

この「保留する力」こそが、

 

あなた自身が不安に振り回されないために、一番の防御になります。

 

難しいかもしれないけど、よかったら意識してみてくださいね。

 

 

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今日の話は、よくいただく相談なので、

YouTubeで、もっと詳しく話しました。

 

よかったらぜひ見てみてください。

 

動画で聞きたい方はこちらからどうぞ。

 

 

 

 

 

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