心理カウンセラー・公認心理師の栗林あや(いがぐりこ)です。
たとえば、誰かに「すごいね」「助かったよ」って言われても、うれしいのはその瞬間だけ。
すぐに「もっと頑張らなきゃ」って思ってしまうこと、ありませんか?
私も昔そうでした。
どれだけ褒められても、なぜか心の奥が落ち着かない。
安心するどころか、「次もちゃんとやらなきゃ!」って、気が張ってしまう。
思い返すと、子供の頃からずっと、「ちゃんとしなきゃ」「期待に応えなきゃ」で動いていました。
誰かに「しっかりしてるね」「よくできたね」と言われるとホッとするけど、少しでも反応が薄いと急に不安になる。
大人になってからは、SNSの「いいね」の数で気持ちが上下するような時期もありました。
いま思えば、それは「他人にどう見られているか」を基準にして生きていたからなんだよね。
自分がどう感じてるかより、人にどう思われるかの方が優先になっていたのです。
でもこれは性格とかじゃなくて、心理的には「愛されるための努力」の延長なんだと思います。
子どもの頃に「いい子だね」「ちゃんとしててえらいね」と言われて育つと、
「褒められる=愛される」と思い込むようになります。
そして、それはいつしか「褒められる=私には価値がある」になる。
だから、大人になっても評価を得られないと落ち着かなくなる。
褒められないと、まるで自分に価値がないように感じて、不安になってしまうのです。
でも、外の評価って本当にあっという間に変わってしまうんですよね。
昨日まで「素敵」「憧れる」と言われていた芸能人が、ある発言や小さなスキャンダルをきっかけに、
一夜で「ひどい!」「嫌い!」「裏切られた!」って、SNSで叩かれるようになる。
ほんの数日前まで賞賛されていた人が、同じ人たちから一瞬で批判される…。
そんなふうに、外の評価って、一瞬で変わってしまうものです。
で、そんな不安定なものに、自分の価値を預けてしまうと、どれだけ頑張っても安心が続かないのです。
私も昔、ある時期に、仕事の上司の一言で一日中気分が沈むようなことがありました。
家に帰ってからも頭の中で何度もその表情を再生して、疲れ果てて…。
「私、誰のために頑張ってるんだろう」って気づいたときに、
初めて「自分の基準」がどこかに置き忘れたままだったことに気づきました。
それからちょっとずつ、「自分をちゃんと認める練習」をしていきました。
たとえば、褒められたら「ありがとう」とだけ言って受け取る。
ザワザワするけどね。
「本当にそう思ってるのかな?」と疑わないで、そのまま受け取る練習です。
最初はモゾモゾするけど、繰り返すうちに慣れていきました。
あと、夜寝る前に「今日も私、よく頑張ったな」ってつぶやくようにしました。
起きて仕事に行った、ちゃんとご飯を作った、人に優しくできた。
誰かにじゃなくて、自分が自分を認める。
これを続けていると、ちょっとずつだけど、自分を信じられるようになってきました。
外の評価はコロコロ変わるけど、自分の中の信頼って、けっこう育てていけるものです。
「私は私を裏切らない」って思えるようになると、心に安定感が出てきます。
もし今、「人からの評価が気になる」「頑張っても満たされない」って感じてるなら、
それはあなたがそれだけ、人を大切にしてきた人だということでもあります。
でも、優しさと自己犠牲は少し違います。
人の目を気にする優しさの奥に、ちゃんと「自分を大切にする力」もあります。
それを大事にしていくと、楽になりますよ。
もっと詳しく、今回のYouTubeで話しています。
心当たりある方は、よかったら、みてみてね。
★『褒められても満たされない』のはなぜ?他人の評価を気にしなくなる3つの練習法
https://youtu.be/wH1DC_H3JLk
何度も繰り返して抜け出せない悩みに
無理なく楽しんで投稿を続けるコツ教えます
現在募集中の講座・イベントのお知らせ
>>【メール講座】「イヤな気持ち」を5ステップで吹き飛ばす! 思い通りに生きる人のメール講座
ご登録いただくと、3日に1回の頻度で全5通のメールが配信されます。
>>【メール講座】自己価値感を高めて対人関係に自信をつける2週間基礎訓練メール講座










