心理カウンセラー・公認心理師の
栗林あや(いがぐりこ)です。
みなさんは、日々の生活の中で「考えすぎて疲れてしまう」と感じることはありますか?
頭の中がぐるぐると忙しく動き回って、疲弊してしまう。
そういうことってありますよね。
この現象は「思考のループ」と呼ばれるものです。
どうしてこのような「考えすぎて疲れてしまう」という無限ループに陥ってしまうのでしょうか。
その答えは、私たちの脳の働きに隠されています。
私たちの脳は、問題を解決するために絶えず活動しています。
「問題だ!」と感じた時に、この問題解決のメカニズムが、過剰に働いてしまうことがあるのです。
その結果、私たちは無意識のうちに思考のループに捕らわれて、自分自身を疲弊させてしまうことがあります。
このような状況から抜け出すためにはどうすれば良いか?
対処法はたくさんありますが、一つ、面白い方法があります。
それは「物語を変える」ということです。
具体的には、自分自身の悩みを持つキャラクターを想像して、
そのキャラクターがどのように問題に対処するか?物語を作ってみるのです。
例えば、自分と同じ立場の人を、心の中の映画の主人公にして、
その主人公がどう解決していくか、脚本家になったつもりでストーリーを考えてみる。
これは「第三者視点」とも呼ばれていて、自分自身の問題を客観的に見るのにけっこう有効な手法です。
他人の問題に対する解決策は、意外と簡単に見つかるものです。
日常生活でも他人のことを見て「もっとああすればいいのに」とか、「こうしたら解決するのに、なんでやらないんだろう?」と思うことってありますよね。(笑)
私たちは、他人の問題なら客観的に捉えることができるため、解決策も冷静に考えることができるのです。
この方法を自分自身の問題に応用してみるのです。
自分が悩んでいることを、映画の主人公が抱えている問題として想像してみる。
あるいは、尊敬しているあの人だったらどう解決するか?と考えてみる。
この悩みを抱えているのが友人だったら、どうアドバイスする?
そんなふうに、自分の問題を「他者の問題」として捉え直すことで、新たな視点が見えてくるかもしれません。
で、もし、この方法で新しい解決策が見つからなかったとしても、それでOKです。
なぜかというと、これを考えていると、少なくともその間、
自分の心は一時的にでも、そのネガティブな思考のループから解放されているからです。
私たちが抱える悩みや問題は、「自分のこと」だからこそ、難しく重い問題に感じられます。
でも、その問題を異なる角度から見ることで、意外と簡単な解決策が見つかることがあるのです。
「考えすぎて疲れちゃう」
そんな時、もしよかったら、この方法を試してみてください。
新しい自分自身に出会えるかもしれませんよ。![]()
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何度も繰り返して抜け出せない悩みに








