人生も後半に突入し、あとどれくらい、個人旅行でひとり旅ができるのだろう……と考えています。
海外に行く話です。
最近は、取材として行きたいところは、サッサと行っておかねば! という気持ちになっています。
いつまで健康でいられるのかわからないし、海外ではスリ・ひったくりに遭うなどの可能性もあります。(高齢者はその確率が高くなるそうです)
外国語だらけの海外で、とっさの判断が必要な時もあるため、とにかく少しでも若いうちに、と思うわけです。
私が、絶対に行きたい! と思っていたのが、マチュピチュとチベットです。
自分の目で見て、自分の感覚でその場所を知りたい、と思っていました。
しかし、どちらも個人で行くのは難しいです。
なので、いつかツアーに参加しようと考えていました。
マチュピチュのツアーは高額なので、そのための費用を貯金したりもしていたのですが……
どちらも気になるのが「高山病」でした。
チベットのほうは、高山病で亡くなった方もいるそうです。
私も高山病にかかるだろう、と思っています。
以前は真剣に考えたことがなかったのですが、ハワイ島に行った時に、標高が高い場所は、私にとって危険であることがわかりました。
ハワイ島には「すばる望遠鏡」があります。
標高 4,200 メートルの「マウナ・ケア山」の山頂に、です。
ハワイ島に行く前に、見学の予約をし、そこで、高山病について知りました。
マウナ・ケア山頂は富士山よりも高く、標高 4,200 メートルですから、大気圧が平地の 60 % 程度だそうです。
そのため大気中の酸素が薄く、高山病にかかるおそれがある、とのことです。
車で 4,200 メートルを一気に登ると危険なので、ビジターセンター(標高 2,700 メートル)に1時間以上滞在するよう、すばる望遠鏡公式サイトをはじめ、あちこちのホームページに書かれています。
標高 2,700 メートルで、体を慣らしてから登らないと危ないのです。
高山病になった人の体験談を読んでみたら、高山病は特別ではなくフツーになるみたいでした。
しかし、自分がそのような状態になるとは到底思えず、(このような過去の自分の考えを思い出すと冷や汗がでます
)
「まあ、なんとかなるやろ。2,000 メートルの山に登っても全然問題なかったしなー。いけるいける」と、考えていました。
すばる望遠鏡の見学は、キラウエア火山の噴火により、中止になりました。
すばる望遠鏡を見られなくても、マウナ・ケア山には行きたかったので、現地に着いて、レンタカーを走らせました。
マウナ・ケア山には神様がいるはず、と思ったからです。
ビジターセンターまで行けば、確実にお話ができるだろうと考えたのですが……
標高 2,700 メートルは、なめてはいけない高さでした。
駐車場から、ビジターセンターの建物まで、30メートルくらいだったのですが、ごく普通にサクサク歩いただけで、ハァハァと息が切れました。
かなり息苦しかったです。
とりあえず、建物の中を見て、お土産を買い、トイレを借りて、車に戻りました。
この頃から頭痛がガンガンしてきて、腕と太ももの筋肉が痛くなりました。
ビジターセンターは、1時間ほど体を慣らして、山頂に行く、という、そのような場所です。
それなのに、頭痛、筋肉痛の次は、むわむわぁ~っと気分が悪くなりました。
軽い吐き気がするのです。
これは私の体質なのか、たまたまこの日の体調でそうなったのか、原因はわかりませんでしたが、すばる望遠鏡の見学が中止になっていてよかったです。
体を慣らす高さで、すでに高山病になったので、チベットは無理だろう、と思っています。
マチュピチュは2,400メートルですから、かろうじて大丈夫っぽいのですが、ツアーではクスコ(約3,400メートル)に行くため、これも「無理だろうな~」と思います。
同じ理由で、富士山の登山も……ダメなのではないか、と考えています。
というわけで、標高の高い場所の取材は、もしかしたら、誰かに迷惑をかけるかもしれないので、やめておいたほうがいい、と判断したものの……
たまに、未練たらたらで、マチュピチュや富士山初心者登山ツアーのパンフレットに見入ったりしています。![]()
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