憎しみ、妬み、優越感、怒り、などのネガティブな感情は波動が低いです。
怒りには種類があります。
たとえば、100歳のおじいさんが、ヨロヨロしながら道を歩いていました。
そこによくない連中がやってきて、おじいさんを突き飛ばし、転ばせ、財布を奪ったとします。
これを見て、「許せない!」と怒るのは、正義感から湧き出る怒りです。
波動が高いとは言いませんが、それほど低くはありません。
自分の目の前を、100歳のおじいさんがヨロヨロしながら歩いている……
「邪魔!」「端っこを歩いてよ!」とイラつく、ムカつく、といった、その怒りの感情は波動が低いです。
空海さんに教えてもらったのですが、人間の肉体は、肉体自体の波動が低いそうです。
もちろん、幽霊のレベルほど、そこまで低いわけではありません。
そしてこれは、人によって差がないことも教わりました。
どのような人でも、肉体の波動は物理的に低いのです。
「人間である限りみんなそうだ」と言っていました。
霊格が高い人はそれなりに相殺されますが、もともとの肉体の波動は高くないのです。
そしてこの肉体には、もれなく低波動の感情がくっついています。
前述したような、憎しみ、妬み、優越感、怒り、などのネガティブな感情です。
「低波動の感情を持たないように生きるぞ!」「心正しく生きよう!」と思っても、これは不可能に近いわけですね。
人間だからです。
ささいなことでイラッとしたり、「あいつめー!」と軽く憎んだりすることは、誰にでもあると思います。
心正しく生きようと決心したのに、つい、このような感情を持ってしまう、自分はダメな人間だ……と落ち込む人がいるかもしれません。
人間として生まれたら、負の感情は肉体とともに必ず持たされます。
肉体には、食欲や睡眠欲だけでなく、低波動の負の感情もついているのです。
もともと備わっている、これらの低波動の感情を「どうコントロールするか」が、人生だと空海さんは言っていました。
「生まれ落ちた時から、すでに仏、すでに神、はいない」
これも空海さんの言葉です。
というわけで、負の感情を持っていることは普通であり、日頃気をつけていても、ふとそうした感情が芽生えることがあります。
この時に「いけない、いけない」と頑張って気持ちを正しても、そしてきちんと反省をしても、小さなものですが、魂には黒いシミがつきます。
※続きます。![]()













