右矢印New『観念のジェンガ崩し』

右矢印「私は誰か?(Who Am I ?)」

右矢印エゴという諸刃(もろは)の剣を無力化する方法

右矢印「世界一わかりやすい」エゴの解説

 

悟りシリーズ続きです。

 

 

 

 

 

 

・財布を落とした

 

・最近ハゲてきた

 

・「大学どこだっけ?」とマウントを取られた

 

・愛車が事故ってスクラップ

 

・ママ友達は旦那がみんな稼いでいてタワーマンション暮らし

 

・友達はフェイスブックで有名人との写真とか上げててリア充してそう

 

・ガンが見つかった

 

・この先どうすればいいかわからない…

 

・不安で不安でたまらない…

 

 

こういう出来事、思考や感情が起こったとき、

嫌な気分になるのは、ひとえに、

 

「私ではないもの(=エゴ)」を

「わたし」だと思い込んでいるから

 

です。

 

 

 

たとえば、

 

せっかく利益を積み上げて来た株価が、大暴落して、一夜にして全資産の半分が溶けたりすると、

 

 

「最悪だ…」

 

「ふざけるな!」

 

「なんでこんなことが起こるんだよぉぉぉぉぉぉ!!」

 

「前日に売っておけばこんなことに、こんなことにはならなかったのにぃぃぃぃぃぃ!!」

 

「ああ…もうなにもかも…おしまいだ…」

 

 

と怒り狂い、絶望するのは、

 

お金(財産)を「私」と同一化しているからに他ならない、

 

ということであり、

 

 

その怒りや絶望を通り越して、

 

「ポウッ!」

 

とかわけわからない奇声を発するのは、

 

もはや発狂し、アナザーワールドにイッてしまった、ということであります。

 

 

・財産

・容姿

・肩書・学歴

・所有物

・人間関係

・権威

・身体

・思考

・感情

などなど、

 

こうした、「私ではないもの」を「私」だと思い込むという、世紀の勘違いから、

 

“すべての人生の「苦しみ」「問題」「欲求不満」が生まれている”

 

わけなのです。

 

 

 

さらには、このエゴとの同一化により、

いまに在ることができず、

過去や未来にとらわれます。

 

 

たとえば、

 

「いままで長い時間をかけて、コツコツと積み重ねて来たのに…」

 

は過去への後悔・執着であり、

 

 

「取り戻すのどれだけの時間がかかるんだよ!いやもう取り戻せないかもしれない!もうお先真っ暗だ…」

 

は未来への不安・絶望

 

です。

 

 

いまに在ることができず、

過去や未来にとらわれることにより、

さらに「苦しみ」「問題」「欲求不満」は

“増し増し”

になるのです。

 

 

 

また、コチラで書いたように、

エゴの本質は

 

分離感、欠乏感、不足感、不安、恐怖

 

なので、

 

 

「私のバッグは○○(高級ブランド)だぞ!」


「俺は○○大学(有名大学)を出てるんだぞ!」
 

「私はかの○○株式会社(一流企業)に務めてるんだぞ!」
 

「俺は○○さま(政治家)だぞ」

 

と、所有物、肩書、社会的地位を身に付けて、自分を大きく見せようとしたり、


「もっとほしい!」

「まったく別の何かがほしい!」


と、決して満足することがなく、


◆「自分を確立するために常に敵が必要だ」と思い込んでいるため、他人の目を常に気にし、他人と比較し、

 

「俺(私)は絶対的に正しい!アイツは間違っている!」と誰かを批判して争いを求め、


「俺(私)の方がスゴイ!」とマウントを取ろうとし、


◆「何も無い」「そのまま」という状態には耐えられないので、たとえそれが不幸や苦しみでも、その物語や感情と自分とを同一化し、アイデンティティを確立させようとし、

本人の自覚なしに、

 

引きこもる、いじめにあう、病気になる、何か不幸なことが起こる、
 

などを自分自身で創ったりするのです。

 


いわゆる、

「こんな可哀想な私」という

「悲劇のヒロイン(ヒーロー)症候群」であり、

 

その根底にあるのは、

 

「かまって!かまって!」

 

「私を見て!」

 

「私は特別なんだから!」

 

などです。

 

 

 

ここまで読んでみてどうでしょう?

やられたり、やったり、

心当たりあるでしょ?(笑)

 

僕はもちろん大ありです!

 

 

 

 

 

 

「エゴを私と勘違いすることから、こんな不幸が起こっている。じゃあ、最初からエゴを私と勘違いなんてしなきゃいいじゃないか真顔

 

というのは、まったくそのとおりなのですが、

そうは問屋が卸しません。

 

 

「父よ、彼らをお許しください、彼らは何をしているかわからないのです」

 

と言ったのは、かのキリストですが、

ほとんどの人はエゴに支配されてしまい、

自分で何をやっているのかわかっていないのです。

 

 

つまりは、

 

無意識状態

 

です。

 

 

人類の大多数は、通常この状態であり、こうして客観的に眺めてみるとまったくもって狂気の沙汰なのですが、

 

これが通常となっているのが、この世の中であり、自分も当然のごとく例外ではないのが悲しいところです…。

 

 

 

じゃあどうすればいいのか?

 

どうしたらエゴとの同一化を崩せるのか?

 

 

 

その方法こそが

 

 

 

 

 

 

「気づき」

 

 

 

 

 

 

です。

 

 

 

つまり、

 

無意識状態の逆をゆき、

意識状態で在ること、

 

と言えます。

 

 

 

簡単に言えば、たとえば、

 

「あ、俺は今怒っているな」

「あ、私は今かなしんでいるな」

「あ、俺は今めんどくさがっているな」

「あ、私は今怖れているな」

 

と気づく。

 

それだけでOK!

 

ということであり、

 

 

大きな思考が感情が押し寄せて来て、飲み込まれそうになったとき、こう気づくことができれば、

 

気づいた時点で、

 

「思考や感情」 と 「その思考や感情に気づいているわたし」

 

という図になり、エゴによる支配から脱出できるわけなのです。

 

 

 

これは、

 

気づきとエゴは共存できないからであり、

 

気づきこそが“エゴを滅する刃”

 

となるのです。

 

 

 

そして、気づきはさらなる気づきを呼びます。

 

たとえば、

 

とある有名ベストセラー作家の人に、

 

「ヒッ○とかいう人のブログは、クッソつまんなくて読むに値しないよね。私みたいに書籍化は絶対ムリだよニヤニヤ

 

とか言われて、

 

(内心そうだよな、と思いつつもw)

 

「なにを~ムキー貴様、何様じゃ!!」

 

と腹を立てたとしたら、

 

「あ、俺は今腹を立てているな」

 

と気づけばまずはそれでOKで、

 

そういう気づきを重ねていくうちに、

 

「あ、未だに他人の目や評価を気にしているんだな」

「あ、嫌なアイツに負けたな、と思っているんだな」

「あ、本を出版したスゴイ人みたいな肩書に価値を感じているんだな」

「あ、自分の中の内なる歓びよりも、外の世界の結果を重要視しているんだな」

 

「ヤベっ、完全に私とエゴを同一化してたわ!」

 

と気づいていき、

 

「では、私とは何か?」

 

と深い気づきを得ることができるのです。

 

 

そして、そのうち「本当のわたし」とは何かが感覚的にわかって来て、

 

ついには、ほんの一瞬でも直接体験すると、もはや、私ではないエゴに同一化することはなくなっていき、

 

いままでエゴに求めていたアイデンティティは「本当のわたし」へと移行していくことになります。

 

 

 

さて、

 

「そもそも、本当のわたしっていったい何なんだよ?」

 

ってことですが、

 

 

本当のわたしとは、

以前紹介したラマナ・マハルシの小冊子に書かれているとおり、

 

“「これではない」、「これではない」と否定していったあとに、ただひとつ残る覚醒---それがわたしである。覚醒の本性は、存在-意識-至福である”

 

ということなのであります。

 

 

それは、

 

「あ、俺は今怒っているな」

「あ、私は今かなしんでいるな」

「あ、俺は今めんどくさがっているな」

「あ、私は今怖れているな」

 

と気づいている存在であり、

 

怒っても

かなしんでも

めんどくさがっても

怖れてもいない

 

不動で不変の、カタチのない「何か」

 

です。

 

 

 

そうなると、

 

今まで、わたしとは、

 

名声

容姿

肩書・学歴

所有物

人間関係

権威

身体

思考

感情

などなど

 

と勘違いしていたということに気づき、

 

つまりは、

 

私は

○○(名前)で、

36歳で、

○○(子供の名前)の母親で、

会社員で、

仕事でストレスが溜まっていて、

子育ての悩みも抱え、

夫は不倫しててあまり家に帰って来ないし、

おまけに先日健康診断でイボ痔が見つかった

などなどは、

 

わたしではないことがわかり、

 

 

それにより、

 

「私には才能がないから…」

「金さえあれば…ホント金さえあれば!!」

「できない…」

「ああ、もし美人に生まれたいたらなぁ…」

「離婚して好きな人と結ばれたいのに…」

「もう一度彼とよりを戻したい…」

「40にもなるのに息子(娘)が結婚しないので困った」

「子供のせいで私のやりたいことができなくてウザい」

「ママ友たちから嫌われてて辛い」

「私はガンでこのまま死ぬのか…」

「なんで…なんでこんなことになってしまったんだろう…」

「俺(私)の人生、まじでクソだな」

「この先、私はどうすればいいんだ…」

 

こうした思考や感情が湧いて来るのが大幅に少なくなり、たとえ湧いて来たとしても、

 

「あ、同一化している!」と、もはやすぐに気づくことができるので、

 

即座に苦しみから抜け出せるようになるのです。

 

 

そして、「本当のわたし」へとアイデンティティをシフトしていけるのです。

 

 

 

要するに、

 

思考や感情の大波が来ても、

エゴの波状攻撃に遭っても、

 

ヘッチャラで、

チョチョイのチョイ

 

になるわけであります。

 

 

 

苦しみからの解放・自由です。

 

 

 

 

 

 

このように、

 

気づきがさらなる気づきを呼び、

 

気づけば気づくほど気づきのパワーは増していき、

 

エゴをバッサバサと滅していくのであります。

 

 

 

そして、

気づきがいいのは、

気づいていればいいだけなので、

 

たとえば、

「執着してしまう私はダメだ!」

と自己否定する必要などなく、

たとえ執着してしまったとしても別に問題ない、ということです。

 

執着するな、と言われているのではないんです。

「あ、私は今執着しているな」と気づくだけでいいのです。

 

それだけなので、

ハードルは低く、これなら僕にもできるし、

僕にもできるということは、誰にでもできるということなのであります。

 

 

 

「そんなこと言われたって

難しいよ!

気づけねーよ!ムキー

 

という人は、

 

「あ、私は今、難しいと思っているな」

「あ、私は今、気づけないと思っているな」

「あ、私は今、気づいていないな」

 

ということに気づけばOK!

 

なのだから、

 

実にカンタンです。

 

 

 

 

 

 

エゴは、次から次へと襲って来ては僕らを苦しめるので、

 

まるで、斬っても斬っても再生する、どこかの大ヒットマンガの鬼のようですが、

 

気づきは、鬼の首を斬ることで再生させず葬り去ることができる「日輪刀」であり、

 

繰り出すせば繰り出すほど、どんどん技が繋がって威力が増す「ヒノカミ神楽」であり、

 

 

そういう意味で、

 

 

気づきこそ、“エゴ滅の刃”

 

 

なのであります。

 

 

 

 

 

 

鬼滅の刃

出典:週刊少年ジャンプ2020年18号 集英社

 

 

 

 

 

 

(続きます)

 

 

 

本日もありがとうございました!

さて、今日も人生楽しみますか!

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