こんにちは。
札幌でKa.ELLEとしてダブルケアの活動をしている野嶋成美です。
昨日の札幌は30度まで気温が上がり、今日も夏日でした。
急に気温が上がって、私の体はバグを起こしたよう。
家に一日中いると外の様子がわかりにくく、部屋に暖房が入ったのかと勘違いしそうになったほどです。
こんな日は少し外に出るに限ります。
帽子をかぶって、散歩に出かけて、ようやく暑さを体感することができました。
これって「家にいがちな高齢者」のあるあるかもしれない、と思いました。
私のおばは昔、30℃の真夏日に、「朝はヒヤッとするから」と暖房を入れていたことがありました。
当時の私は若かったこともあり、おばのことが全く理解できませんでした。
でも、今ならわかります。
家にずっといたら、冬から春、夏への切り替えがうまくいかないのだと。
夏になると、冷房を使わない高齢者が熱中症になったニュースを耳にします。
真夏日にダウンを着た高齢者を見かけたこともあります。
それは暑さを感じないわけではなく、頭や体のセンサーが、うまく環境に追いつかず「バグ」を起こしている状態なのだと思います。
本人としては「寒く感じるから上着を着る」「冷房はまだいらない」と、その時の自分の感覚に従っているだけ。
けれど、実際の体は悲鳴を上げている――。
この「自覚できないズレ」が、ひとり暮らしの方ならなおさら危険です。
「どうして冷房をつけないの?」「なんでそんな厚着をしてるの?」と、周囲はつい不思議に思ったり、時にはイライラしてしまったりすることもあるかもしれません。
けれど、まずは「そっか、家の中にいると感覚の切り替えが難しいんだな」「悪気があってやっているわけじゃないんだな」と、その背景を理解することから始めたいものです。
高齢者の行動の理由が分かれば、私たちの声のかけ方や見守りの視点も、きっと少し優しく変わっていくはず。
そんなことを改めて考えさせられた一日でした。
【今日のひと言】
若い頃に理解できなかったことが、年を重ねるごとに理解できるようになる。

