真夏日に暖房をつけていたおばのことを、急に暑くなって思い出す | ダブルケア・介護と子育てにがんばるあなたが気楽になれる場所

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15年の介護と子育てのダブルケアを経験した野嶋成美がダブルケアを楽にするヒント、孤独になりがちな毎日から解放されるヒントを、肩の力が抜ける遊び心を交え提案します。

 

こんにちは。
札幌でKa.ELLEとしてダブルケアの活動をしている野嶋成美です。

 

 

 

 

昨日の札幌は30度まで気温が上がり、今日も夏日でした。

急に気温が上がって、私の体はバグを起こしたよう。

家に一日中いると外の様子がわかりにくく、部屋に暖房が入ったのかと勘違いしそうになったほどです。

 

 

こんな日は少し外に出るに限ります。

帽子をかぶって、散歩に出かけて、ようやく暑さを体感することができました。

 

 

青空と積乱雲

 

 

これって「家にいがちな高齢者」のあるあるかもしれない、と思いました。

私のおばは昔、30℃の真夏日に、「朝はヒヤッとするから」と暖房を入れていたことがありました。

当時の私は若かったこともあり、おばのことが全く理解できませんでした。

でも、今ならわかります。

家にずっといたら、冬から春、夏への切り替えがうまくいかないのだと。

 

 

夏になると、冷房を使わない高齢者が熱中症になったニュースを耳にします。

真夏日にダウンを着た高齢者を見かけたこともあります。

それは暑さを感じないわけではなく、頭や体のセンサーが、うまく環境に追いつかず「バグ」を起こしている状態なのだと思います。

 

 

シルエットの鳥、柱の上で休む

 

 

本人としては「寒く感じるから上着を着る」「冷房はまだいらない」と、その時の自分の感覚に従っているだけ。

けれど、実際の体は悲鳴を上げている――。

この「自覚できないズレ」が、ひとり暮らしの方ならなおさら危険です。

 

 

「どうして冷房をつけないの?」「なんでそんな厚着をしてるの?」と、周囲はつい不思議に思ったり、時にはイライラしてしまったりすることもあるかもしれません。

けれど、まずは「そっか、家の中にいると感覚の切り替えが難しいんだな」「悪気があってやっているわけじゃないんだな」と、その背景を理解することから始めたいものです。

 

 

高齢者の行動の理由が分かれば、私たちの声のかけ方や見守りの視点も、きっと少し優しく変わっていくはず。

そんなことを改めて考えさせられた一日でした。

 

 

【今日のひと言】

 

若い頃に理解できなかったことが、年を重ねるごとに理解できるようになる。