こんにちは。
北海道札幌市の介護と子育ての同時進行・ダブルケア支援研究者の野嶋成美です。
先日ドラマを見ていたら、ふとあることを思い出して
心が揺れてしまいました。
そのシーンは子どもの頃からお世話になっていたご近所の大好きなおばあちゃんが亡くなり、
お葬式会場から火葬場に向かう霊柩車を
手を合わせて見送くろうといていたのに
車が走り出すと我慢できず、泣きながら走って追いかけるシーンでした。
(フジテレビ「ばらかもん」)
そのシーンを見て、突然、胸がぎゅっとなりある光景が浮かんできました。
それは火葬場で父の棺が火葬炉に入れられ、ドアが閉められたときのことです。
家族が控室に移動する中、私はなかなかその場を離れることができませんでした。
泣くこともなく、ただそこに立っているだけです。
そして、そろりと閉められたドアに近付き、触れてみました。
これでとうとう父とはお別れだと思うとたまらない気持ちでした。
ここにいてもどうしようもない。
でも・・・・。
振り返ると娘が黙って私のことを待っていてくれました。
泣いてなくて、良かった。
娘に心配をかけるところだった。
娘のお陰で気持ちを切替えられた私は
ようやく控室に向かうことができました。
もう8年も前のことです。
そして、ほんの数分だったと思います。
でも、ありありと情景が浮かび、あの時泣けなかった私の代わりに今の私が泣いています。
これを書いている間も、なんだか泣けてきちゃってます。
ドラマのワンシーンで思い出したこと。
それは私にとって父との最期のお別れの時間でした。
まだ泣けちゃうんだな~と思ったり、
父に会えるものならまた会いたいな~と思ったり。
涼しくなったらお墓参りに行こう。
父の好きだったおはぎを持って。
「おやじ、美味しいおはぎを持ってきたよ。一緒に食べよう」
おはぎを食べながら、ゆっくりあれやこれや、父に話しかけてきますね。
もちろん、母の分も忘れずに。
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