こんにちは。
北海道札幌市の介護と子育ての同時進行・ダブルケアの専門家の「介護コンサルタント」野嶋成美です。
NHK総合で不定期に放送されている『病院ラジオ』、見たことがありますか?
病院にラジオ局を開設したら、患者やその家族から、どんな思いを聞けるだろう。
サンドウィッチマンの2人が病院に出向き、2日間限定の出張ラジオ局を開設。患者やその家族を招き、普段、病気と向き合うなかで、なかなか言えない本音を聞き出していく。病気になって気づいた人生の喜びや悲しみ、本人には直接言いにくい日ごろの感謝の気持ち、そして愛の告白…。その思いを、リクエストした曲にのせて、届けていく。ラジオを通じてさまざまな思いが交錯し、見る人の心が揺さぶられる、新しい形のドキュメンタリー。
NHKホームページより
2月11日に放送されたのは「依存症治療病院編」でした。
サンドウィッチマンの2人がアルコール依存症やゲーム依存症の患者やその家族の本音に自然体で耳を傾けています。
ゲーム依存の20代の男性は「自分が異常であると気付かなかった」と言っていました。
アルコール依存で治療する人の中にも「自分は依存症ではない」と言い切っていた人もいました。
そういう人たちは家族や身近な人に促されて病院を訪れたようです。
トラブルが頻繁に起こり、自ら訪れた人もいます。
病院を訪れるきっかけは違っていても、治そうと治療している人ばかりです。
サンドウィッチマンから「なぜ依存するようになったか?」という問いに
ゲーム依存症の男性は「そこに自分の居場所を見つけたから」
アルコール依存症の人は「定年退職をきっかけに」「離婚をきっかけに」と辛い気持ちをごまかすためにお酒に依存するようになったと言っていたところが印象的でした。
最後にこの病院で働く看護師さんがゲストに出てきました。
サンドウィッチマンから「患者さんをみて思うことありますか?」と聞かれ「自分の今まで支えだったお酒をとられちゃって、これからの人生に向けて治療していくのは想像もつかないプレッシャーで」と話していました。
依存症は意思が弱いだけで、お酒が悪者で、だから強制的にやめさせなければいけないという治療をしているのだと思っていたので意外に思いました。
「心の支え」だから依存してしまう、というとらえ方で患者さんと向き合っているんですね。
画面に映る病院の人たちがどなたも穏やかな顔をしているのがわかるような気がしました。
こちらの番組2月29日(土)午後3時05分から再放送が予定されています。
とてもやさしい気持ちになれる番組です。
依存症を理解し、特別な病気ではないこと、一生闘わなければならない病であることを知るためにも、ぜひ見てほしいと思います。

