こんにちは。
北海道札幌市の介護と子育ての同時進行・ダブルケアの専門家の「介護コンサルタント」野嶋成美です。
パーソン・センタード・ケアという言葉をご存知でしょうか?
パーソン・センタード・ケアは、認知症をもつ人の人権を尊重し、その人の視点や立場に立って理解し、ケアを行おうとする認知症ケアの考え方です。
提唱したトム・キットウッド教授は、認知症を持つ人の心理的ニーズとして、人として無条件に尊重される愛を中心として、共にあること、くつろぎ、自分らしさ、結びつき、たずさわることを花の絵のようにあらわしています。

認知症の症状を5つの要素を手掛かりに理解していきます。
① 脳の障害(アルツハイマー病・脳血管の障害など)
② 健康状態(視力・聴力・内服薬の影響など)
③ 生活歴(本人のライフスタイルや過去の生活歴など)
④ 性格(性格・こだわりなど)
⑤ 社会心理(今までたどってきた本人の人間関係の傾向など)
これらのことを考慮して、その人に応じたケアをすることが重要だとしています。
このパーソン・センタード・ケアを実践するため、実際のケア現場で活用されているのが、認知症ケアマッピング法(通称DCM)です。
こちらの説明はここでは省略いたします。
(参考*介護のお仕事研究所サイト)
パーソン・センタード・ケアは特別なことではありません。
ただ認知症に対する無知から、ここまでのケアが出来ていない事もあります。
介護現場での忙しさの中で、効率を優先してしまう事もあるかもしれません。
でもパーソン・センタード・ケアが、介護現場だけではなく、世の中でも当たり前になれば、認知症になるのもそんなに怖いことではなくなるのではないでしょうか。
