こんにちは。
札幌のダブルケア介護コンサルタントの野嶋成美です。
私とある活動を一緒にしている方のお母さんが、認知症になったそうです。
それを知ったのはSNSで。
認知症のことを書くのは、彼女にとって相当の覚悟と決心がいたことでしょう。
きっと立場上、自分の状況を知らせなくてはならなかったのだと思います。
出来るだけ客観的に、正確に伝わるように書かれている記事を読んで、でも、大変さも伝わってきて、身につまされる気持ちになりました。
その記事にたくさんのコメントがついていたけれど、私は何を書いても違う気がして、何も書けませんでした。
彼女は医療関係の仕事(医師)をしているので、普段はケアする側です。
彼女はもともと自分も病気を抱えているので、患者としての立場もわかってます。
自分の体調と折り合いをつけながら、仕事にNPO活動にと、精力的に働いています。
いろいろな病のたくさんの人や家族を診ている彼女も、自分が患者の家族の立場になると、見え方が違ってくるようです。
彼女に会ったときに、お母さんが認知症になったことで「久し振りに当事者になった」と言って話してくれました。
「ケアマネさんに、どんなに優しく笑顔で言われても「もう少し家族との時間がとれたらいいですね」という言葉は刃物のように胸に刺さったの。」
自分が責められているように聞こえてしまったそうです。
正しいことだし、責めている言葉ではないことは十分理解しているのに、です。
彼女は包容力があり、柔軟な考え方をする方です。
何でもできる方なので、私には別の世界にいる人だと思っていました。
でも違いました。
私と同じように、言葉に傷付いてしまうのですね。
医療に携わっていても、親を介護するときは一緒なんですね。
どのような職業でも、介護をする家族の気持ちは、疲れていて傷つきやすいのです。
このことを、まわりはもっと理解してほしいと思いました。

