やっぱり脳波がカギかもしれない。。。 | 意識デザイン


先日の月例会では、意識のめざめと
その後の人生について話をしました。

そのなかで、脳波に関する話をしたので、
こちらでもシェアをさせていただきます。



ぼくたちがやっているELM瞑想では、
脳波30Hz以上のガンマ波が
カギだと言われています。

瞑想というと、一般には意識が鎮まって
周波数が落ちていくと思われがちです。

それに対して、ガンマ波というのは
通常時のベータ波よりさらに周波数が高く、
たとえば強い怒りや、パニック状態に際して発せられることでも知られており、
これが瞑想のカギだということを意外に思われる人もいらっしゃるでしょう。



もちろん、瞑想をしていると
だんだん気持ちが静かになって行って、、
そのまま意識がなくなっちゃうことも多々あります。

これは、明らかに脳波が低くなっている現象です。

たぶん、あるときは寝落ちしちゃっていて、
またあるときは空(くう)に行っているのかもしれません。

一応、はっと我に帰ったとき、
眠気を引きずっていたとしたら、それは寝落ち、
意識がクリアだったら、空(くう)に行っていた
と言われるのですが……。



でも、それとは別に、
静かな気持ちで、でも同時に意識がとてもクリアになることがあります。

そういうときは、ふだん生活をしているときの意識状態よりも、
もっと目覚めているような感覚がします。

そして、そのときは頭骨に圧がかかって、
脳波を計っているわけではないけれど、
きっと脳波も高くなっているのではないか……、
と思わせるような体感があります。



じつは、ぼくがはじめて自覚的にその状態を体験したのは、
すごーくたくさんお酒を飲んで、
何時間が泥酔をして、夜中にはっと目が覚めたときでした。

目が覚めたときにはもう酔いも醒めていて、
こんどは寝つけない。
コーヒーを30杯くらい飲んだかのように、
意識が冴え冴えで寝つけないんです。

意識がほんとうにクリアで、
ぼんやりすることもできないし、
余計なことを考えることもできない。

自分が意識を向けたことしか、意識することができない。
意識にブレとか濁りがないんです。

まぁ、そのときは何時間かしたら、
ふだんの意識状態にもどっちゃったけれど。。。



瞑想をしていると、いろいろな体験が起こりやすくなるけれど、
けっこう多くは瞑想中ではなく、
ふだんの生活のなかでそれに気づくことが多いです。

瞑想中は、何が起ころうと、ただ手放しちゃうので。。。



その後、何度か似たような経験をしているうちに、
いまはほぼほぼいつでもその状態がつづくようになっています。

そして、分ったんです。

ゾーンとかフローといわれる状態でも、
これと同じことが起こっていると。

ゾーンとかフローを経験したことのある人なら分かると思うけれど、
ふつう何でもないときには、それは起こらないんです。

たとえば、人前で何かを発表しなければいけないときに、
それが起こりやすかったりする。
(スピーチだったり、演奏だったり、スポーツだったり)

ちょっと緊張しているというとか、気合が入っている。

でも、同時にとてもリラックスしている。

だから、ゾーンとかフローを経験しているときは
とても冷静です。

でも、けっしてまったりはしていない。

意識がキレッキレで、
瞬間瞬間、自分が何をしたらいいかが分かるし、
まわりで起こっていることも360度すべて把握できているって感じ。



つまり、リラックス + 気合が入っている状態
──これがめざめた意識状態のカギなんです。

この状態を、今回の月例会でみなさんに説明をするために
いろいろ調べたところ、
どうやら「θ-γ結合」というらしい、
ということが分かったので、説明をシェアしておきますね。



一応、脳波のおさらいをしておくと──

脳には電気が流れていて、その周波数をヘルツ(Hz)という単位で計ります。

1秒間に流れる電気の波の数です。
10Hzだったら、1秒間に波が10個。

脳波と意識の状態には関係があって、だいたい下記のように言われています。


| 脳波 | 周波数 | 状態 |
| ------- | ---------- | --------- |
| δ(デルタ) | 1–4Hz | 深睡眠 |
| θ(シータ) | 4–8Hz | 瞑想・夢・深い内面 |
| α(アルファ) | 8–12Hz | リラックス |
| β(ベータ) | 13–30Hz | 通常思考 |
| γ(ガンマ) | 30–100Hz以上 | 高度統合・認識 |


誤解のないように言っておくと、
ふつうは脳波は、脳のあちこちでバラバラに振動しています。

脳全体がひとつの周波数で振動するなんてことはありません。

だから、ぼくたちの頭はとっちらかって、
そして脈絡なくうつろっているんです。



で、ふだん生活をしているときには
脳のなかで全体的にβ(ベータ)波の領域がたくさんある。

リラックスしていると、α(アルファ)波の領域が増えてくる。

瞑想をはじめると、さらにθ(シータ)波の領域が増える。

そこから、さらにδ(デルタ) 波の領域が増えると、
ふつうそれを寝落ちと言います^^



ところが、θ(シータ)波の状態をキープしていると、
γ(ガンマ) 波との同期が起きてくるんです。

たとえば、6Hzのθ(シータ)波というのは1秒間に波が6つだけれど、
36Hzのγ(ガンマ) は1秒間に波が36。

このふたつのリズムが、だんだんと合ってくる。

そうすると、θ(シータ)波の波ひとつと、
γ(ガンマ)の波6つが同期してくる。

これをθ–γ結合というんだそうです。



θ(シータ)波というのはとても落ち着いた状態、
γ(ガンマ)波はテンションの高い状態だということを思い出してください。

このふたつが同期するんです。

さっき言った、リラックス + 気合が入っている状態の
正体は多分これです。



はじめのうちは、脳のあちこちで
バラバラにそれが起こるんだけど、
それがだんだん響きあっていって、
ある段階を超えると、
一気に脳全体が共鳴しちゃう。

つまり、脳全体がθ–γ結合になる。

それを、「全域同期」とか「大域統合相転移」というのだそうです。

脳が、ひとつの全体として機能をはじめるようになる。

そうすると、意識がとてもクリアになってブレない。

脳全体が連動しているから、
迷いなく、いま自分がすべきことが分り、
そしてそれを的確に行動に移せる。

「いま自分がすべきことが分る」というとき、
それはしばしば顕在意識を超えている……。



月例会では、古今東西のさまざまな意識をめぐる冒険を
この観点から説明しています。

そして、どのようにしたらそれが起こるか?
また、この経験は人に何をもたらすのか、ということについて探求をしました。

録画を残しているので、よかったら後の話も聞いてください。


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