●引き出しがガタガタ音を立てる怪奇現象。

 

これは、霊能者の江原啓之さんの若いころのお話です。

 

 

まだ江原さんが20代と若かった頃、

 

彼は下北沢のアパートで「スピリチュアリズム研究所」を設立し、自宅兼相談室として活動していました。 1989年の事です。

 

 

一人の若い女性が相談に見えました。

 

相談内容は、現在アパートで独り暮らししているといいますが、

 

そのアパートで怪奇現象が起きて怖いというのです。

 

 

 

 

どんな怪奇現象が起きるのかと聞くと、

 

①     ■ スリッパが突然宙を舞ったり、

②     ■ ドレッサーの引き出しが急にガタガタ音を立てたりするのだと言います。

 

さっそく霊視が始まりました。

 

すると、狭い部屋に置かれたドレッサーの前に、

 

着物を着た美しい顔立ちの女性が現れたと言います。

 

しかし、現れた女性の髪は乱れ、目は血走り、

尋常ではない強い思いがある事が伝わって来たのです。

 

そこで江原啓之さんは、相談者の女性に聞きました。

 

「貴方の部屋にドレッサーがありますね。」

 

「はい。」

 

そのドレッサーは、どうやって手に入れたのですか?

 

すると、女性は、

 

「私がお店に勤めていた時、

 お客さんから頂きました。」と言う。

 

そこで改めて、江原さんがそのドレッサーを霊視してみると、

 

そのドレッサーは、相談者の彼女にあげたという男性の以前の妻の物で、

 

その妻が男性の所に嫁いだ時の嫁入り道具だったのです。

ここで問題です。

 

怪奇現象を起こしているのは、

彼女の部屋にあるドレッサーである事が分かりました。

 

では、元々は、男性の所に嫁いだ時の嫁入り道具だった幸せに家具が、

 

どうして怪奇現象を起こすような恐ろしい物に変わってしまったのでしょうか?

 

少し考えてから、先をお読みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

江原啓之さんが霊視するところによると、

 

結婚後しばらくは幸せだったようですが、

 

夫には浮気癖があったようです。

 

やがて奥さんは病気になり、余命いくばくもないとなっても、

 

浮気を止めるどころか、見舞いに行くより女の所に入り浸り、

 

結局、死ぬ間際の見取りもしませんでした。

 

浮気相手と逢引していたのです。

 

もしかしたら、その浮気現場もそのドレッサーは見ていたのかもしれませんね。

 

 

 

 

そして、奥さんが亡くなった直後に浮気相手と再婚したのでした。

 

邪魔になった元妻の嫁入り道具のドレッサーは、次に狙っていた

 

可愛いお店の若い女性にサービスであげたのでした。

 

それを貰った若い女性が怪奇現象が起きて怖いと相談に来たという訳です。

 

 

その後、江原啓之さんは、そのドレッサーを当時奉職していた神社に郵送してもらい、お焚き上げをしました。

 

しかし、江原啓之さんがそのドレッサーをお焚き上げしていると、

 

その炎の中から、今まで聞いた事が無いような

大きな悲鳴ともとれる様な大爆音が聞こえたと言います。

 

 

そして、その後浮気夫は、ほどなくして心臓発作で亡くなったそうです。

 

END

 

 

参考:ドレッサーの写真はDinos 55thより(ストーリーとは無関係)https://www.dinos.co.jp/p/1321500458/?KRKR_DISP=furniture