●供養の言葉の妙。
普通、亡くなった人を供養する時は、
「どうか成仏してください。」と言う場合が多いのですが、
万能ではありません。
例えば、
愛する夫が自殺して、
その後、奥さんが亡くなられて、
夫の事をおいて成仏出来ないで地縛霊になったりした場合。
また同時に亡くなった場合なども、
大切な家族がどうなったのか気になって成仏できなかったり、
行方不明のままの家族を気にしながら亡くなった場合などが当てはまります。
つまり、大事な身内をおいて自分だけ天に上がれないというケースの時、
その霊に「どうか成仏してください。」と言っても、
成仏できなかったりします。
そんな時、供養の言葉を「どうか成仏してください。」ではなく、
ちょっと供養の言葉を工夫すると良いと宜保愛子さんいいます。
そこで問題です。
他の亡くなった人の事が気になって、
自分だけが成仏の道を歩めないという霊に対して、
どんな供養の言葉をかけてあげると良いでしょうか?
少し考えてみてから、先をお読みください
他の亡くなった人の事が気になって、
自分だけが成仏の道を歩めないという霊に対して、
何という供養の言葉をかけてあげると良いかと言うと、
ある時、
宜保愛子さんが広島に落ちた原子爆弾で亡くなったという
お母さんの霊と会話した事があったそうです。
そのお母さんの霊は、まだ成仏出来ずにいました。
理由を聞くと、
「私には子供がいるのですが、
原子爆弾が落ちた時にはぐれてしまいました。
あの子はどこにいったのでしょうか? 心配です。」と語ったといいます。
つまり、あの時はぐれた子供の事が気がかりで、
我が子をおいて、自分一人だけで成仏の道を進めないでいたのです。
そこで、宜保愛子さんは、
そのお母さんの霊に、ただ成仏してください。ではなく、
「犠牲になったお子さんと貴方が、必ず来世で身内となり生まれてくる事を、
心からお祈りいたします。その為に、どうか早く成仏してください。
家に帰っても、貴方とお子さんが必ず来世で身内となり
生まれてくる事を祈ってあげますからね。」
と話しかけると、明らかにお母さんの霊の表情が安らいでいったと言います。
来世で必ずまた一緒になれる。
それは、大切な人と死に別れた霊にとって、とても安らげる言葉だったのでした。
END