【逆さまの法則】6267
伊木(いき)ヒロシ氏の心に響く言葉より…
《なぜかうまくいく人は何をしているのか?》
特別努力しているように見えないのに、うまくいっている人。
軽やかで、楽しそうで、お金も、人も、チャンスも、気づけば向こうからやってくる人。
運がいいだけだと思いますか?
じつはこの人たちは、あなたが「間違っていると思っている」ことをしています。
私たちは、ずっとこう教えられてきました。
●努力は報われる
●我慢は美徳だ
●先に苦しめば、後で幸せになれる
●安定が一番大切だ
でも、現実はどうでしょう。
我慢を重ねた結果、心や体を壊してしまう人もたくさんいます。
老後のために今を犠牲にし続け、いざ時間ができたときには、やる気も体力も残っていない、そんな話も珍しくありません。
それでも私たちは、「自分のやり方が足りないのだ」「もっと頑張らなければ」そうやって、自分を責め続けてしまいます。
でも「なぜかうまくいく人」はいつもこう考えています。
●いかに力を抜くか
●いかに手放すか
●いかに自分に正直になるか
これまで真面目に頑張ってきた人ほど信じられない話かもしれません。
けれど、信じてきたルールそのものが、最初からズレていたとしたら?
もし、こ の世界が、「正しいとされていること」をやればやるほど苦しくなり、「間違っていると思われていること」の中にこそ、本当の自由や豊かさが隠れているのだとしたら?
「逆さまの法則」は世間の常識がいかに間違った思い込みかを教えてくれます。
「逆さまの法則」では次のように考えます。
《お金》
×貯め込むとむしろ出費が重なる
○感謝の気持ちで使うと還ってくる
《人間関係》
×改善させようとするほど壊れる
○そのままを受け入れるとうまくいく
《商売》
×売ろうとすると売れない
○役に立とうとすると繁盛する
これらは本書で紹介する思考のほんの一部分ですが、行動に移すのにむずかしいことは一切ありません。
むしろ「我慢しなくていい」「そのままでいい」「楽しめばいい」。
真面目に頑張るのをやめて、いかに力を抜くかがポイントです。
『逆さまの法則 真面目にがんばるのをやめるとうまくいく』KADOKAWA
「曲なれば即ち全し」
という老子の言葉がある。
「まっすぐであろうとすると、かえって折れてしまう」という意味だ。
力や正義感を振りかざす柔軟性がない人は、途中で挫折する。
まさに、「逆さまの法則」だ。
そして、荘子にこんな話がある。(人間世篇・逍遥遊篇)
まっすぐで立派な木は、材木として役に立つがゆえに、真っ先に斧で切り倒される。
しかし、曲がりくねって節だらけの木は、大工も見向きもしないため、誰にも切られず、天寿を全うして大樹に育つ。
荘子はこれを、「無用の用」と言った。
役に立たないことこそが、その木にとって最大の価値だった、ということだ。
また、中国、宋の詩人でありすぐれた禅者でもあった蘇東坡(そとうば)の詩がある。
「無一物中(むいちもつちゅう)無尽蔵(むじんぞう) 花あり月あり楼台(ろうだい)あり」
自分は何も持っていないと思っていたが、道端に咲く花もあれば、月もあるし、楼台(遠くを見渡せる高殿)もある。
そして、手もあり、足もあり、命もある、のだ。
まさに、これも「逆さまの法則」。
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