【褒められたときに】6265
つみきち氏の心に響く言葉より…
褒められたとき、反射的に「そんなことないです!私なんて全然です!」と返してしまうこと、ありませんか?
日本語の会話では、それが“礼儀”のように感じられる場面も多いでしょう。
謙遜は文化として根づいています。
ただ、褒めた側の気持ちを少し想像してみてください。
「素敵ですね」と本心で伝えたのに、「そんなことないです!」と全力で否定される。
すると「余計なこと言ったかな?」と不安になったり、「次から褒めるのやめておこう」となったりする。
褒めた側が傷ついてしまう、という逆転現象が起きることがあるのです。
「私なんて全然です」は、「あなたの目は節穴ですよ」と言っているようなもの・・・と 言ったら大げさかもしれませんが、そんな解釈もできますよね。
褒めるのは、ちょっとした勇気がいる行為です。
その勇気ごと突き返されると、人はだんだん口を閉ざすようになります。
「そう言ってもらえるなんて光栄です」は、自分を大きく見せているわけではありません。
相手の“褒めてくれた行為そのもの”に感謝している。
「あなたがそう見てくれたことが嬉しい」というニュアンスです。
謙遜は相手への敬意ですが、受け取ることもまた敬意です。
『知らない間に嫌われる言葉、話すたびに好かれる言葉』サンマーク出版
心理学のTA(交流分析)では、相手のほめ言葉などを受け取らないことを「ディスカウント」という。
「ディスカウント」とは、肯定的なストローク(相手を認める言葉や態度や表情のこと)を、そのまま受け取らず、過小評価したり、否定したりすることをいう。
肯定的なストロークには「ありがとう」「助かりました」「すごいですね」「いつも頑張ってますね」等々。
しかし、多くの日本人は、ほめられた時「いや、そんなことないです」「まだまだゼンゼンです」「いや、いやお恥ずかしいです」などと返してしまう。
大事なことは、肯定的なストロークをもらった(ほめられたりした)とき、 ディスカウントしないこと。
素直に感謝してそのまま受け取ること。
そのやりとりが、人と人の間にあたたかいストロークの循環を生み出す。
それこそが、成熟した大人のやりとり。
褒められたときに・・・
感謝して素直に受け取ることができる人でありたい。
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