【和顔愛語の実践者】6256
宮下真(まこと)氏の心に響く言葉より…
《粗暴で汚れたことばは 必ず自分自身も 傷つけている》
◆粗暴なことばを言うな。 言われた者は、君に言い返すだろう。
怒りを含んだことばは 苦痛である。
仕返しが君に返ってくるだろう。 (法句経133)
(荒々しいことばを使うな、怒りにまかせた悪口を言うな、振り下ろした鞭が自分に跳ね返るように、きっと自分に返ってくるから。
すなわち「相手に苦痛を与えることばは、いずれ自分に苦をもたらす」という戒めです。)
ブッダは心の平安を得るには、身心を調えるだけでなく「ことばを調える」ことも重視しました。
「身・口・意(しん・く・い)」の三業(さんごう)(身体・ことば・心)を調えよということです。
肉体の暴力で相手を傷つけるように、ことばによっても相手を傷つけたり自ら傷つくことがある、という明快な教えがここにあります。
道元禅師は、これに呼応するように「汚いことばで僧を叱ったり、過失を言い立ててなじってはいけない。
たとえ相手が道理に反した悪人でも、憎み誹(そし)っては いけない」と言っています。
ではどうするのかというと、「慈悲心をもって善道へ導け、相手が腹を立てないような方法で教え導け」と言っています。
まず自分 の怒りを捨て、「慈悲の心」によって解決する方法を考えよというのです。
相手の非に対しても怒りではなく慈悲で報いることが仏の教えなのです。
『ブッダのことば』永岡書店
小林正観さんは、「投げかけたことが返ってくる」という。
『笑顔を投げかけた人は、倍の笑顔に囲まれます。
不機嫌を投げかけてきた人は、倍の不機嫌に囲まれることになります。
何も投げかけてこなかった人は、何も返ってきません。』 (
荒っぽい言葉や乱暴な言葉を投げかけてきた人は、
人をわざと嫌な気持ちにさせたり、不愉快にさせる人は、
だからこそ大事なのが、「和顔愛語(わげんあいご)」。
仏教の『大無量寿経』にある言葉だ。
和(なご)やかで温和な笑顔、そして思いやりのある優しい言葉。
それが、会う人会う人をほっこりと「あたたかく」する人。
「和顔愛語」の実践者でありたい。
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