【手を合わせる習慣】6253
田中克成氏の心に響く言葉より…
以前、チベット密教のダライ・ラマ14世が来日された際に、来日イベントの音楽をプロデュースされた方とお仕事をご一緒する機会がありました。
彼女と話すなかで、手を合わせる習慣について興味深いお話を聞きました。
「世界各国、お祈りするときは掌と掌を合わせているでしょう?
インターネットが普及するずっと前、数千年以上も昔から、どの国でも手を合わせるということをやってるんですよ。
昔の人は“目に見えないもの”に敏感でしたから、体内のエネルギー(氣)が、右の掌から出て、左の掌から入ることも知っていた。
手と手を合わせることで、体内のエネルギーが循環するんです。
でも、最近は家に仏壇も神棚もないご家庭が増えてきて、それどころか食事のときの『いただきます』『ごちそうさま』でさえ親が手を合わせなくなっている。
だから、子どもは手を合わせるという行為自体を知らない。
知っていても親がやらないから非日常なの。
つまり、国民全体が体内のエネルギーを循環させなくなってしまったから、キレやすい子どももたくさん出てきたし、大人たちも精神不安定。
日本はその習慣を失った唯一の国で、その結果、自殺者数でダントツのトップという不名誉な国になってしまったと思っているの」
私はこの話がストンと腹に落ちて、自宅の神棚や、食事のときにしっかり手を合わせて、体内のエネルギーが循環しているイメージをするようにしています。
気のせいかもしれませんが、循環していることをイメージすると妙に落ち着いた気持ちになれ、胸の奥が温かく幸せな気分に浸れます。
ぜひ試してみてください。
『自分をよろこばせる習慣』すばる舎
仏教では、右手を自分とすると左手が仏様ということで、手を合わせることによって、仏様と自分が一体になるといわれている。
また、食事の前に手を合わせるのは、食べ物の命と自分の命がひとつになることだという。
他人に向かって合掌することは、本来は、深い尊敬の念を表すためにすること。
そして、生きていく上でとても大事なことは、自分のご先祖に対して、手を合わせ感謝するという習慣。
なぜなら、目に見えないものに畏敬の念を持てない人は、表面的で底の浅い人生を過ごすしかないからだ。
まさに、手を合わせる習慣が、深くて豊かな人生をつくりあげる。
「手を合わすれば
憎む心もとけてゆき
離れた心も結ばれる
まるいおむすび
まるいもち
両手合わせて作ったものは
人の心をまるくする
両手合わせて拝んでゆこう」
『坂村真民一日一言』より
「手を合わせる習慣」を身につけたい。
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