【幼心(おさなごころ)】6232

 

 

土光敏夫氏の心に響く言葉より…

 

 

《幼稚さがモットー》

 

ぼくが自分のことを、「まあ、グループの年寄り役だからね」とか、「年寄り役として何かできることがあればやりますよ」などというと、皆が、年寄りっていう感じがちっともしないっていってくれる。

 

ぼくは知能程度が低いからね。

 

結局、幼稚なんだと思っている。

 

 

けれども、それをぼくはモットーにしているんだ。

 

頭が古くなったら、本物の年寄りになってしまう。

 

そうなったらおしまいだ。

 

 

若い連中も、離れていってしまうよ。

 

いつもぼくは、年寄りじみたことはしたくない、そう思いながら生活している。

 

 

土光敏夫 信念の言葉 (PHP文庫 ヒ 4-2)

土光敏夫 信念の言葉 (PHP文庫 ヒ 4-2)

 

 

 

 

いつまでも気持ちの若い年寄りのことを「老童(ろうどう)」という。

 

老子の言葉だ。

 

老童とは、年を重ねても童心を失わない人。

 

体は老いても、心は子どものように純粋で、好奇心旺盛で、遊び心を持ち続けている人のことだ。

 

 

 

明治天皇はそれをこう歌っている。

 

「すなほなる をさな心を いつとなく 忘れはつるが 惜しくもあるかな」 

 

《大人になると、素直な心を失ってしまいがちだ。素直な心は、幼心(おさなごころ)でもある》

 

 

子どもの頃は、好奇心があり、何も見ても「ハッと驚く」感性を持っている。

 

そして、毎日をワクワクドキドキして過ごす。

 

「子供っぽさを忘れることはとても惜しいこと」

 

大人になっても、幼心を失わない人でありたい。

 

 

 

土光敏夫 信念の言葉 (PHP文庫 ヒ 4-2)

 

 

 

 

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