【「苦」とは何か?】6227

 

 

小林正観さんの心に響く言葉より…

 

 

「苦」とは何だろう。

 

それを突きつめていって釈迦は、人間の「苦」とは、「思いどおりにならないこと」と定義しました。

 

 

「思いどおりにならないこと」が八つあるというのです。

 

それが「四苦八苦」です。 

 

四苦とは、「生老病死」。 

 

 

《生まれること》これは自分の思いどおりにならない。 

 

《老いること》老いたくないと思っていても、思いどおりにならない。 

 

《病むこと》病みたくないと望んでも、病みます。思いどおりにならない。 

 

《死ぬこと》死にたくないと思っても、いつか死ぬ。これも思いどおりにならない。 

 

 

あとの四つは、 

 

《愛別離苦(あいべつりく)》 愛する人と別れなければならない苦。 

 

《怨憎会苦(おんぞうえく)》恨(うら)んで憎んでいる人と会わなければならない苦。 

 

《求不得苦(ぐふとくく)》求めるものが得られない苦。 

 

《五縊盛苦(ごうんじょうく)》「五蘊」というのは、人間が抱いている「色・受・想・行・識」という五つの感覚レベルのことです。色・受・想・行・ 識という「五蘊」があまりにも盛んに作用すると、そこからいろんな思いが生じて、それが「苦」になるというのです。 

 

 

 

生老病死という「四苦」は「宿命」です。

 

自分の意志では変えられません。

 

すでに宿っているものです。

 

 

あとの四つは「運命」です。

 

「運命」は自分の日常生活や人生の中で生じるものですから、変えられます。

 

だから宿命と運命の二つに分けたのです。

 

 

この「四苦八苦」に通底するものは「思いどおりにならないこと」

 

釈迦はそれが人間の「苦」の本質だと見抜いたのです。

 

 

淡々と生きる: ―人生のシナリオは決まっているから―』風雲舎

淡々と生きる: ―人生のシナリオは決まっているから―

 

 

 

 

 

小林正観さんは「苦」についてこう語っている。

 

 

『思い通りにならない、それが「苦」。

 

だから、「思い」がなければ、思い通りにならないという現象は起きない。

 

「苦」も生じない。

 

「思い」を持たないとは、目の前で次々と起きる一般的に不幸だといわれている現象に対しても、「ああ、そうなりましたか」と単なる日常の1ページとして、淡々として受け入れていくということです。』

 

 

仏教では「一切皆苦(いっさいかいく)という言葉がある。

 

世の中のあらゆる現象は、「苦」(自分の思い通りにならない)である。

 

世の中は「苦しみ」で満ちているということではない。

 

 

お釈迦様は「苦」の本質は「執着」であると説いた。

 

執着とは「こだわり」や「とらわれ」。

 

 

その執着をなくす方法は、ニコニコしながら、「ああ、そうなりましたか」、「なるほど、そうきたんですね」「ああ、そういう人もいるよね」と淡々と受け容れること。

 

「受け容れる」ということは、自分の価値観を押しつけないで、「気にならない人」になること。

 

 

相手を変えようとするのではなく、自分の許容度や許容量を上げること。

 

目の前に現れる、苦手な人、嫌なこと、腹の立つこと、許せないこと、不平不満や文句を言いたくなること、すべてが、自分の許容度や寛容度を上げるために、存在するのだと考えたら、生き方はまた違ったものとなる。

 

すべての現象は、自分の度量や人としての器を広げるための試験であり、試されごと。

 

 

「苦」とは、自分の思いどおりにならないこと、という言葉を胸に刻みたい。

 

 

 

淡々と生きる: ―人生のシナリオは決まっているから―

 

 

 

 

★新・日めくりカレンダー「ヒロさんのつぶやき」できました!

万年日めくり カレンダー 人の心に灯をともす 「ヒロさんのつぶやき」 卓上カレンダー 壁掛けカレンダー

 

 

■メルマガの登録と解除はこちらから

http://hitonokokoro.com/

 

■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪

http://www.facebook.com/hitonokokoro

 

■【人の心に灯をともす】のブログはこちら

http://ameblo.mom/hiroo117/

 

■X(旧Twitter)はこちらから

https://x.com/hiroo117