【君子に三惜あり】6219

 

 

 

安岡正篤師の心に響く言葉より…

 

 

 

《君子に三惜(さんせき)あり。

 

この生、学ばず、一惜しむべし。

 

この日、間過、二惜しむべし。

 

この身一敗、三惜しむべし。》 

 

 

君子に三つの惜しいことがある。

 

ここに生まれ生きていながら勉強しない。

 

学ばないことは一つの惜しむべきことだ。

 

 

第二に惜しむべきは、またと帰らぬこの日を 無駄に過ごす。

 

これくらい惜しいことはない。

 

 

第三は「この身一敗」、せっかくこの身を与えられても大切にしないで、失敗に持っていく、これまた惜しむべきことです。

 

 

酔古堂剣掃を読む (心に刻みたい不朽の名言)』致知出版社

酔古堂剣掃を読む (心に刻みたい不朽の名言)

 

 

 

 

1.《 この生、学ばず、一惜しむべし  》

 

ここでいう「学ばない」とは、学校の勉強のことだけではない。

 

人生は、学校を終わってからの時間の方が2倍も3倍も長い。

 

20代からこの世を去るまでの、人としての生き方を学び、自分の心を磨くための学びだ。

 

知的好奇心を燃やし、自分の人格を高める。

 

そして、いくつになっても冒険し、挑戦する。

 

 

2.《 この日、間過、二惜しむべし  》

 

かけがえのない、この二度とない日々をぼんやりして過ごすことだ。

 

まさに、森信三師が唱えられた「人生二度なし」だ。

 

人は死を意識したとき、たった一度きりの人生だったことに気づく。

 

そして、人生には終わりがあることを。

 

「あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった者があれほど生きたいと願った明日」(カシコギ)

 

 

3.《 この身一敗、三惜しむべし》

 

自分の身を持ち崩していくこと、台無しにしてしまうこと。

 

それは、不摂生だったり、不健康な生活、怠惰な日々、悪に手を染めたりして信用を一瞬にして失ってしまうこと、一時の感情や誘惑に負けて道を踏み外してしまうこと。

 

特に、この失敗は、取り戻すのに並大抵ではない苦労が伴う。

 

 

 

「いくつになっても学び続ける」「二度とないこの自分の人生を大切に生きる」、「この世に二人といない自分を大切にする」。

 

「君子に三惜あり」という言葉を胸に刻みたい。

 

 

 

酔古堂剣掃を読む (心に刻みたい不朽の名言)

 

 

 

 

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