【読書は最強の認知症予防】6212

 

 

脳科学者、毛内拡(もうないひろむ)氏の心に響く言葉より…

 

 

読書を習慣的に行うことによって、異なる脳領域間を結ぶニューロンネットワークが次第に強化されていきます。

 

脳には、学習や経験に応じて構造や機能を変化させる能力(可塑性/かそせい・柔軟力)があり、継続的に読書を行うことで、脳内の情報伝達がよりスム ーズで効率的になります。

 

これは、複雑な情報処理を迅速に行うための神経ネットワークが強固になることを意味し、結果として知的能力が高まる=頭がよくなるのです。 

 

 

また、読書を通じて新しい語彙(ごい)や概念に触れる機会が増えることも重要です。

 

語彙が豊かになると、言語野の働きがさらに活発になり、複雑な思考や論理的な推論能力が養われます。

 

語彙力が豊かな人ほど、より正確で深い思考ができ、コミュニケーション能力や批判的な分析力も高い傾向があるのはこのためです。

 

 

特に、難解なテキストや多様なジャンルの本に挑戦することで、多角的な視点や深い理解を促す複雑な神経ネットワークが形成されやすくなります。

 

このように、読書は単なる情報収集や娯楽を超えて、私たちの脳全体を活性化し、知的能力を高める神経生理学的メカニズムを確かに持っているのです。

 

 

そしてその効果は、一時的なものにとどまりません。

 

習慣的な読書を通じて脳の可塑性を最大限に引き出し、語彙力や思考力を深めていくことは、歳を重ねても高い認知機能を維持して知性を向上させることにも極めて重要な役割を果たします。

 

最近の研究では、読書や作文などの知的な活動が、認知症の予防や長期的な脳健康の維持に深く関わっている可能性が指摘されています。

 

 

読書する脳 (SB新書)

読書する脳 (SB新書)

 

 

 

 

人類は、古代より「新しいものを知りたい」という根源的な欲求があった。

 

サバンナで生存に必要な食糧や水、危険の情報を取ったり、あるいは、生存の役に立たないが、知的好奇心を満足させるための欲求だ。

 

現代では、それが「読書」によって満たされている。

 

 

特に、秒進分歩で変化するAI等の情報の収集は、毎日追いかけないとあっという間に置いていかれる。

 

AIの用語や新たな知見の獲得は、若者だけでなく歳を重ねても必要なものだ。

 

 

また、高齢者はこのことを学ぶことにより、若者のチャレンジを応援することができる。

 

学べば学ぶほど、応援できなかったとしても、最低限、邪魔することはしなくなるはずだ。

 

つまり、「読書は最強の認知症予防」となる。

 

 

読書を習慣化できる人でありたい。

 

 

 

読書する脳 (SB新書)

 

 

 

 

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