【あなたに敵意を持つ人】6210

 

 

 

脳科学者、中野信子氏の心に響く言葉より… 

 

 

 

《あなたに敵意を持って接してくる人は、たいてい「自分への敵意」を勝手に感じている》 

 

 

アメリカの精神医学者アーロン・ベック(ペンシルベニア大学教授)が、興味深いことを指摘しています。 

 

ベック氏によれば、サイコパシー傾向の強い人のなかには、「周囲の人間が自分に敵意を持っている」という思い込みに近い認識を持っているケースがあるそうです。

 

 

だからこそ彼らは「自己を守るために」敵意を持って対抗してくるのです。 

 

彼らは、「奪う側になることで奪われる側になることを避けているのであり、そのために、自分には社会のルールを破る権利が与えられている」とすら思っている節があります。 

 

周囲はなにも奪おうとはしていないのに、そういう思考が働いてしまうのです。 

 

 

■サイコパシー傾向の強い人は、周囲の人間が自分に敵意を持っていると思い込みがち 

 

 

脳科学で解き明かすあの人の頭のなか』プレジデント社 

脳科学で解き明かすあの人の頭のなか

 

 

 

「鏡の法則」という言葉がある。

 

人生に起こるできごとや、周囲の人の言動は、自分の心を映す鏡である、という考え方だ。

 

敵意を向けてくる人は「自分の中の敵意」を映し出している。

 

 

 

また、自分の中に「怒り」を抱えている人は、「攻撃」を感じやすい。

 

ちょっとした冗談でも、「否定された」「バカにされた」と感じてしまうからだ。

 

心の中にある怒りが、まわりの世界をゆがめて見せてしまう。

 

 

 

同様に、「不安が強い」人は、「猜疑心」「嫉妬心」を抱きやすく、「攻撃性」も強い。

 

「きっと、陰では悪口を言っている」「いつか攻撃してくるかもしれない」と思い込みやすい。

 

疑心暗鬼になり、逆に先に攻撃することで自分を守ろうとする。

 

怖いからこそ、相手を威嚇する。

 

だから、大声で怒鳴る人が本当に強いわけではない。

 

むしろ、心が傷つきやすく、不安でいっぱいなのだ。

 

 

「敵意を持つ人」の心理を今一度、知る必要がある。

 

それは、相手の「恐れ」「不安」「怒り」などの感情。

 

 

だからこそ、相手と同じレベルになるのではなく、真逆のことをすること。

 

相手がいないところでいいので、(バーチャルな)相手に対して、「感謝する」「笑顔で接する」「長所を見る」「優しい言葉」「相手の幸せを祈る」等々をやってみる。

 

 

「鏡の法則」という言葉を胸に刻みたい。

 

 

 

脳科学で解き明かすあの人の頭のなか

 

 

 

 

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