【素直な心とは水のような心】6202

 

 

松下幸之助氏の心に響く言葉より…

 

 

素直な心とは水のような心であると、よく今までに言いならわさ れております。

 

ここに「水五題」とか「水五則」と呼ばれる有名な格言がありますが、それを申しあげることによって、よりいっそう素直な心というものが 理解していただけるのではないかと思います。

 

 

すなわち、 

 

一、みずから活動して他を働かしむるは水なり。 

 

一、常にみずから進路を求めてやまざるは水なり。 

 

一、みずから清くして、他の汚れを洗い、清濁併せ容るるの量あるは水なり。 

 

一、障害に遭い、激しくその勢力を百倍するは水なり。 

 

一、洋々として大洋を満たし、発して蒸気となり、雲となり、雪と変じ、霰(あられ)と化し、凝っては玲瓏(れいろう)たる鏡となる。しかもその性を失わざるは水なり。 

 

 

というのでありますが、素直な心とは、以上の「水五題」の中に書かれている言葉によって、よく言い表わされていると思うのであります。

 

(松下幸之助の哲学)

 

 

すべてがうまくいく 素直な心が奇蹟を起こす』PHP研究所

すべてがうまくいく 素直な心が奇蹟を起こす

 

 

一、《みずから活動して他を働かしむるは水なり 》

 

水は、誰に言われるわけではなく、自然に流れ、周囲を潤す。

 

人も同じで、自ら率先して動くことで、周りの人を巻き込み、組織全体を活性化させることができる。

 

自らまず動くこと。

 

 

一、《常にみずから進路を求めてやまざるは水なり》 

 

水は岩があろうが、壁があろうが、必ず隙間を見つけて前に進む。

 

どんな困難に直面しても、諦めずに道を探し前に進むこと。

 

 

一、《みずから清くして、他の汚れを洗い、清濁併せ容るるの量あるは水なり》  

 

水は自分自身を清く保ちながら、汚れたものを洗い流す。

 

そして、きれいな水も濁った水も、大きな器の中で受け入れる。

 

人も、清濁併せ呑む器の大きさが必要だ。

 

 

一、《障害に遭い、激しくその勢力を百倍するは水なり》  

 

川の水は、岩や段差にぶつかると、激流や滝となって勢いを増す。

 

逆境や困難は、人を鍛え、成長させるきっかけでもある。

 

試練は飛躍のチャンスであり、自分を鍛えてくれる磨き砂でもある。

 

 

一、《洋々として大洋を満たし、発して蒸気となり、雲となり、雪と変じ、霰(あられ)と化し、凝っては玲瓏(れいろう)たる鏡となる。しかもその性を失わざるは水なり》    

 

水は、液体・水蒸気・雲・雪・氷と、さまざまな姿に変わる。

 

それでも「水」という本質は変わらない。

 

どんなに環境や条件が変わろうと、自分の信念や本質だけは失わないこと。

 

 

 

「素直な心とは水のような心」という言葉を胸に刻みたい。

 

 

 

 

すべてがうまくいく 素直な心が奇蹟を起こす

 

 

 

 

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