【これでよかった】6164

 

 

 

医学博士、佐藤富雄氏の心に響く言葉より…

 

 

重大な危機や窮地に直面した時、人が最初に考える言葉は何か、最初に口にする言葉は何か。

 

私はそれに注目し、大勢の体験者に尋ねてみたことがあります。

 

最も多かったのは、「なんとかなる」「大丈夫だ」というもので、その言葉で自分を奮い立たせ、逆境を乗り越えることができたという答えが圧倒的でした。

 

 

一方で、倒産や自己破産などに追い込まれるという悲劇的な結末を体験した人々に聞いたところでは、「もう無理だ」「私はできない」がトップでした。

 

否定的な言葉を発すると、脳は残酷にも、その意向に沿って、ただちに「できない理由」を山ほど探してきます。

 

「できる」こともまだあるのに、見向きもせずに、できないデータばかりを集めてきます。

 

その結果、「無理」「できない」は確定するに至るのです。

 

 

最初のひとことがあなたの脳を支配します。

 

どんな場合にも第一声は「これでよかった」という言葉が、自然と口をついて出てくるようになればしめたものです。

 

肯定的で楽天的な言葉を第一声として発すると、脳は「大丈夫なのだ」と理解し、「これでよかった理由」や「うまくいく方法」を次々と見つけ出してきます。

 

 

行動よりもまず言葉を変える、その理由がまさにこれです。

 

また、「これでよかった」のひとことで、ストレスをやっつけることができます。

 

ストレスとは一種の恐怖です。常に恐怖心を抱き続けていると、グルココルチコイドというストレスホルモンが多量に分泌され、グリカゴンを活性化して、体に強いダメージを与えます。

 

 

「これでよかった」と口にすると、その言葉がきっかけとなってパニックや不安をおさめることができます。

 

それまで全身を蝕んでいたストレスがスッと消え、活性化した脳が次の言葉を探し出してきます。

 

それが、「なんとかなる」「大丈夫、きっと解決できる」につながるのです。

 

 

しだいに自信がわいてくると、苦境も苦境ではなくなります。

 

「これも自分にプラスになることだ」「私に解決できないことは、私には起きない」「問題の解決策は、思いがけないところにあるはずだ」と楽観的に考えられるようになります。

 

 

夢をかなえる口ぐせの心理学』かんき出版

夢をかなえる口ぐせの心理学

 

 

 

 

 

最悪のときに口にしたい言葉は、「これでよかった」。

 

だが、他にも希望が持てる言葉、明るくなる言葉は多くある。

 

「これもきっと意味はある」

 

「いい予感しかしない」

 

「ここから面白くなる」

 

「むしろチャンスだ」

 

「未来はどんどんよくなる」

 

「まだ終わってない」

 

 

大事なことは、言葉が先で、現実は後からくる、ということだ。

 

行動より先に言葉を発することで、言葉が現実をつくるからだ。

 

 

どんな状況になろうと、最初のひとことが大事だ。

 

そのひとことが、未来を変えるからだ。

 

 

「これでよかった」という言葉を胸に刻みたい。

 

 

 

夢をかなえる口ぐせの心理学

 

 

 

 

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