【神社はコミュニティの原点】6132

 

 

 

神社本庁総長、田中恆清(つねきよ)氏の心に響く言葉より…

 

 

 神社の「社」は、神を祀るという意味を持つ「土」と、神を祀る祭卓を表す「示」を組み合わせてできた漢字です。

 

「社」自体にも、「祭りの日にその地域の人たちが集まって話し合う場所」という意味があるので、この一字だけでも、神社のような場所を指しているといえるでしょう。 

 

「社」の成り立ちを理解すると、「社会」という言葉が、人々が神社で会い、話をしたり、酒を酌み交わす様子を表していることがよくわかります。

 

 

もちろん、神社でただおしゃべりをしていたわけではなく、共同体の中で起こった問題の解決法を話し合ったり、村のルールを決めたりしていました。

 

そういった話し合いを、膝を突き合わせて積み重ねてきたからこそ、共同体内の結束が強まり、互いに声を掛け合い、気遣いをする関係がしっかりと構築できたのです。 

 

いうまでもなく共同体意識は、地域愛、郷土愛へと広がっていき、安全で安心できる地域を自分たちの手で守ろうという気運が自然と高まります。

 

 

こうしたご近所づき合いから、地域のために働こうという循環が成り立っているものが本来の社会のあり方です。 

 

ところが、現代は、隣に住んでいる人の顔も知らないことが多く、つながりが 希薄になっています。

 

利己が幅を利かせ、助長すると、「収集日以外にゴミを出 してもいいや」などと自分勝手な行動をする人が増えてしまいます。

 

こうした過ちを繰り返しているうちに、それぞれのモラルが低下し、安全・安心はどこへやらの社会となってしまうのです。 

 

 

そんな社会を改善するのに、神社は格好の場所といえるのではないでしょうか。 

 

例えば、地域住民の方がこぞって祭りに参加すれば、神社に集って語り合うことにもなりますし、ともに神輿を担ぐことで息の合う地域の仲間ということにもなるのです。

 

 

もちろん、これは地域だけに限ったことではありません。

 

最近の若者はつき合いが悪いといわれています。

 

一人の時間も大切でしょうが、仕事先の人や近所の人たちとのコミュニケーションはとても大切です。

 

食事や飲み会に誘われたときに「どうせ大したことなんてない」などと決めつけないで、一歩踏み出してみてください。

 

その一歩が新たな社会の始まりになるはずです。

 

 

《「社会」とは「神社で会う」こと》

 

 

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神社では神事や祭事のあと、必ず「直会(なおらい)」がある。

 

これは、神さまにお供えした神饌(しんせん)という、お酒や、食事を、参列者一同でいただくことをさす。

 

 

そして、それを「神人共食(しんじんきょうしょく)」という。

 

神さまと人が同じものを食べることで、神さまと結びつきを深め、そのご加護(かご)を授かることを目的としている。

 

また、そのご加護のことを「恩頼(みたまのふゆ)」といい、古代から続く神道的な感謝や敬意をあらわす。

 

 

「社」とは現代でいうなら「コミュニティ」のことだ。

 

共に顔を合わせ、言葉を交わし、共に食べ、共に笑う。

 

そこから、しっかりとした人間関係や、ご縁や、きずなが生まれる

 

 

昨今では、様々なコミュニティやそれに類する会合の後に行われる「直会」が軽視されている。

 

とくに、オンラインではそれができない。

 

 

日本では、何か祭事や祭り、イベントが終わったあとでは、この「直会」が重要視されていた。

 

なぜなら、直会こそが、人と人とをつなぐ大事な時間だったからだ。

 

 

「神社はコミュニティの原点」という言葉を胸に刻みたい。

 

 

 

神様が教えてくれた幸運の習慣

 

 

 

 

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