【動けば、やる気もわいてくる】6130

 

 

 

臨済宗全生庵住職、平井正修(しょうしゅう)氏の心に響く言葉より… 

 

 

 

「どうもやる気が起こらない。仕事もしたくないし、会社にも行きたくない」

 

そんな朝は誰にでもありそうです。

 

修行をしていても、正直、「日々精進」を貫けるわけではありません。

 

 

「かったるいな」と思うことがあります。

 

しかし、師はそれを見抜いているので、一喝が落ちます。 

 

 

「おまえたち、身体様に失礼だぞ。

 

身体を考えてみろ。

 

飯を食えば胃も腸もちゃんと働いてくれる。

 

心臓は眠っているときでも一瞬たりとも休むことなく動き続けて、身体中に血液をめぐらせてくれているではないか。

 

身体はいっさい文句もいわず、働きづめに働いている。

 

おまえたちのように“つらい” “厳しい"なんてことをいっていたら、その体様に失礼だと思わんか」 

 

 

グウの音も出ません。

 

ふだんは意識することもありませんが、身体は瞬時も止まることがないのです。

 

動きづめに動いて、働きづめに働いて、わたしたちに命をもたらしてくれています。 

 

とどまってしまうのは心だけです。

 

 

やりたくない、つまらない、面倒だ、煩わしい、うっとうしい・・・すべては心がとどまっている証拠です。

 

だったら、動かせばいい。

 

何か目の前にあるひとつのことに集中するのです。 

 

 

顔を洗うことでも、飯を食うことでも、お茶を飲むことでも、掃除をすることでも、ほんの簡単なことでいいのです。

 

とにかく遮二無二そのことをやっていく。

 

そうすれば、心が動き始めます。 

 

 

やる気が出てきてからものごとに取り組むのではありません。

 

ひとつのことに没頭するから、そこに心を込めるから、心が動き始めて、やる気も、元気も、勇気も湧いてくるのです。 

 

けだるい朝のとっておきの“妙薬”です。覚えておきましょう。 

 

 

《「やる気が出てから取り組む」のではありません》 

 

 

花のように、生きる。 美しく咲き、香り、実るための禅の教え』幻冬舎 

花のように、生きる。 美しく咲き、香り、実るための禅の教え

 

 

 

 

 

 

考えているだけでは何事も一歩も進まない、とはよく言われる言葉だ。

 

どんな素晴らしいアイデアや、独創的なプランを考えたとしても、それが頭の中だけで終わっていたら、現実は一ミリも変わらない。

 

 

「やる気がでない」「モチベーションがあがらない」と悩んでいる人も、同様だ。

 

悩んでいるだけなら、それは自分の頭の中だけで完結してしまう。

 

 

すべてのことは、行動の中に答えがある。

 

つまり、何事も、「やっていくうちにわかる」のだ。

 

まったく行動せず、考えるだけで解決できる問題など、この世には皆無だからだ。

 

 

行徳哲男師はそれをこういった。

 

「行ずれば証はそのうちにあり。行ぜずして証は得ることなし」

 

 

何を描きたいかは、描きはじめてみなければわからない…

 

どんな文章を書きたいかは、書き出してみなければわからない。

 

 

「動けば、やる気もわいてくる」という言葉を胸に刻みたい。

 

 

 

 

花のように、生きる。 美しく咲き、香り、実るための禅の教え

 

 

 

 

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