【脳は百歳を超えても成長し続ける】6137

 

 

 

脳内科医、加藤俊徳(としのり)氏の心に響く言葉より…

 

 

 脳という器官は不思議なもので、体中の臓器のなかで唯一、年を重ねるほどに成長する構造なのです。 

 

他の臓器は、長年の使いかたにより年を経るほどに弱ったり、衰えたりすることを避けられませんが、高齢者のMRI画像を見ていても、脳だけはいくつになっても枝葉を伸ばし、立派に成長し続けるのです。

 

 

そして、その脳の成長度合いがより顕著に見られるのが、他でもない「機嫌のいい人」です。 

 

私のクリニックを訪れるご高齢者には、学者をはじめ、作家や音楽家、画家など、著名な方も多くおられますが、80代、90代と年を重ねて、なおすくすくと立派な枝葉を伸ばし、成長し続ける脳画像を見せてくださるのは、総じて「機嫌のよい」方ばかりでした。 

 

それが百歳を超えてさらにお元気な「センテナリアン」ともなれば、その見事な枝ぶりには感動を覚えるほどです。 

 

 

私が、この本で特にお伝えしたいのは、「機嫌とはコントロール可能なものであり、それによって脳のパフォーマンスはぐんぐんよくなる」ということ。 

 

そして、もう一つ「脳は年を重ねるほどに成長し、機嫌も年を重ねれば重ねるほどよくなる」ということ。 

 

 

脳の成長も機嫌の強化も、天井知らず。 

 

人は幸せに生きることをプログラムされた生き物であることを、年を重ねるほどに上機嫌で、脳が成長し続けるスーパ ーセンテナリアンが証明しています。

 

 

《「機嫌脳」は百歳を超えても成長し続ける》

 

 

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「YES, but」という手法はよく知られている。

 

しかし逆に、「YES, and」という話法もある。 

 

 

「イエス」と受けて、「しかし、〇〇で違いますよね」という否定語で返すのが、「YES, but」。 

 

しかし、逆に、「イエス」と受けたあと、「実は〇〇なんで、すごくいいと思います」「だからこそ、〇〇なんです」、という感じに肯定語で返すやりかたが、「YES, and」。 

 

 

肯定的な人は笑いが多い人。 

 

だから、明るくて、機嫌がいいし、行動的だ。 

 

 

しかし、否定的な人は笑わない。 

 

だから、暗っぽくて、不機嫌で、行動しない。 

 

 

また、誰かが突拍子もない意見を言ったとき、それを笑って受け止める人は、肯定的な人だ。 

 

笑いは、すべてを「受け入れている」ということだからだ。 

 

 

だから、「YES, and」という肯定的な人と会うと、人は元気になり、機嫌もよくなる。 

 

 

どんなことも、まずは肯定的に受け止めること・・・

 

「機嫌のいい人の脳は百歳を超えても成長し続ける」という言葉を胸に刻みたい。

 

 

 

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