【空の虹を見上げると、私の心は躍る】6117

 

 

秋山仁氏の心に響く言葉より…

 

 

本田宗一郎さんは、晩年、人生の終わりについて、こんなことを言っている。

 

 

『飛行機の操縦は、着陸に始まって着陸に終わるというぐらい着陸が一番難しい。

 

人生も、それと同じで離陸や飛行より、着陸(人生の終え方)が難しいように思う。』

 

 

人生の終え方が難しくなってしまう一番大きな原因は、小野田寛郎(ひろお・昭和の軍人)さんの言葉を借りるならば、とどのつまり、「いつ死ぬかは誰もコントロールできない、どうにもできないこと、すなわち“命は天にあり”だから」だろう。

 

しかし、その一方で“体は我にあり”で、自分が命を与えられている時間の充実度は天に任せているわけにいかない。

 

このように、“生きる時間を充実させなければならない”と同時に、“それがいつ終わるかわからない”というアンバランスな状態をうまく統合することは、そうたやすいことじゃないから、人生の終え方(着陸)が難しくなるのだと思う。 

 

 

伊能忠敬や葛飾北斎のように、年齢がいくつになろうと関係なく、死だとか名誉だとか財だとか、そういった雑念に気が回らないぐらい、好きなものに一心不乱、夢中になり、専心し続けられるような人生の着陸が私にとって一番の理想だ。 

 

そのためには私の心が、命が終わるその時まで、ウィリアム・ワーズワース(1770~ 1850)の、次に示す“MY HEART LEAPS UP WHEN I BEHOLD" (見上げると私の心は躍る)というタイトルの詩の一節のようであり続けて欲しいと切に願う。

 

 

 

空の虹を見上げると、

 

私の心は躍る。

 

幼い時もそうだった。

 

大人になった今でもそうだ。

 

歳をとってもそうでありたい。

 

さもなければ死なせてほしい。

 

 

 

スティーブ・ジョブズのビジネスパートナーだった天才的プログラマー、スティーブ・ウォズニアックが、

 

 

「幸福になることが人生の唯一の目的だ。

 

そして、一日に何回微笑むことができるかが、その人の幸福を測る唯一の目安だ」

 

 

と言っていることにも強く賛同する。

 

 

幸せを感じられるように微笑むためには、自分の好きなことに熱中しているか、あるいは、日々誰かを喜ばせることができてよかったと思えるような生き方をしているかに尽きると思う。

 

 

数学者に「終活」という解はない (講談社+α新書)

数学者に「終活」という解はない (講談社+α新書)

 

 

 

 

斎藤一人さんは「普通はつらいよ/マキノ出版」の中でこう語る。

 

 

『どうしたら他人から「ありがとう」「感謝してます」と言われるようになるだろうか。

 

「あなたが生きててくれてよかったよ」とか、「あなたがいてよかった」とか、「このお店があってよかった」とか、「この歌があってよかった」とか、どうすればそんなふうに言われるようになるのかを考えて実行する。 

 

人間の究極の目的は、人から喜ばれるような存在になること、「ありがとう」 「感謝してます」と広くたくさんの人から言われるようになることなのです。』

 

 

そのためには・・・

 

いつも、「笑顔」でいること、「機嫌」がいいこと。

 

人に「ありがとう」と、感謝を多くすること。

 

愛ある言葉「愛語」を多く使うこと。

 

「驚き」や「感動」多き人生であること。

 

否定ではなく、「肯定」の人生であること。

 

年を重ねれば重ねるほど、「学び」、「謙虚」であること。

 

 

いくつになっても・・・

 

「空の虹を見上げると、私の心は躍る」人でありたい。

 

 

 

数学者に「終活」という解はない (講談社+α新書)

 

 

 

 

 

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