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おむつ体験から学ぶこと
介護職員初任者研修等では
排せつ介助の学びの一環として
全員の受講生に
おむつ体験をしてもらっています
内容は
テープ式のおむつ又は
パンツ式のおむつ(リハビリパンツ)を使用
実際に素肌に履いて排尿を試み
排尿後はしばらくそのままで過ごしてもらいます
おむつ体験をしてもらうことを伝えると
反応は様々
え~
と驚きとショックを隠し切れない
受講生もいれば
体験することに興味や関心を抱く
受講生もいます
体験することに
どんな感情を抱いたかも含めて
レポートに書いてもらっています
・オムツ体験をすると聞いた時、どんな感情を抱いたか
・履きごごちははどうだったか
・排せつするまでの気持ちや感じたこと
・排尿した時の様子や感覚など
・排尿後のおむつのまましばらく過ごしてどう感じたか
・脱いだ時の感想
・この体験を通して今後の排せつの介護にどう活かしていきたいか等々をレポートにまとめて提出してもらっています
レポートには
それぞれ体験で感じたこと思ったことを
上記を参考に書いてもらっているのですが
体験することを家族に話せず
誰もいない時間帯を狙って体験しました
という人もいれば
職場(介護施設等)で試してみました
なんて受講生もいます
多くの受講生は
尿意を感じてもなかなか排尿できなかった
と書いてあります
当たり前にトイレでしていた排せつを
いきなりおむつのなかでと言われても
排尿をしていいという
脳の指令がうまく働かないことを体験します
結果、おむつをつけたまま
トイレに座ってようやく出たという人もいれば
いくら頑張っても出なかったという人もいます
中にはすんなりと出ましたという人も
排尿後しばらく過ごすと。。。
・オムツが重たくなり肌にまとわりついて気持ち悪かった
・(夏場は)だんだん蒸れてきて不快に感じた
・(冬場は)最初は温かったおむつが時間とともに冷たくなって早く脱ぎたかった
・しばらくはいていたら痒みが出てきて履き続けることができなかった
・漏れてないか何回も確認した
・臭いがしないか心配だった
等々のリアルな体験談が綴られます
・おむつをつけている間は誰にも会いたくなかった
・まわりの人に気づかれないか常に気になっていた
・悔しい・悲しい・苦痛・不安・恥ずかしい
等々を感じている受講生が多くみられます
おむつを脱いだ時は
・爽快感を感じました
・すぐにシャワーを浴びました
・すぐにお風呂に入った
等々書かれており
利用者はそれが出来ないことへの
思いも綴られています
この体験を通して
・おむつを使用している利用者の気持ちが(少し)理解できた
・待っていてという声掛けは最小限にしてすぐに介助をしてあげたい
・羞恥心の配慮が出来るよう気を付けていきたい
・おむつの介助は身体のケアだけでなく心のケアがいかに大切かを感じた
・作業としての排せつ介助ではなく利用者の気持ちに寄り添った介助を行うことを心がけたい
・あたりまえにトイレに行けることがどれだけ幸せなことか実感した
・今回の体験を忘れず利用者の立場に立った丁寧な介助を心がけたい
・なにより出来る限り最後までトイレで排せつできるように自立支援の排泄介助を考えていきたい
これらはほんの一部ですが
レポートを読ませていただくたびに
体験することの大切さを
感じています
最後まで読んでくださり
ありがとうございました![]()


