ふと気がつけば庭のグミが熟している

つまんで食べてみれば甘酸っぱい懐かしい味がする

一つ一つは面倒なので掌一杯を一気に頬張り勢いよく種を飛ばす

 

 

 

 

俳句の世界では茱萸(ぐみ)は秋の季語とされているようです

当地でも秋に小粒の秋茱萸を見ますが、今頃には大粒の夏茱萸が実ります

この地域だけかもしれませんが、それを「たわらぐみ」と呼んでます

 

子どもの頃、自分の家にはその木が無くて、よその家にたわわに実っているのを羨ましく眺めていました

時には悪ガキどもが無断でいただいてましたが、当家も黙認してくれてたようです

 

ほかにも、口を真っ赤に染めて桑の実桜の実(サクランボではない)も食べましたね

あとはスイバイタドリツバナ(チガヤの穂)など学校帰りには文字通り道草を食ってた野生児でした もぐもぐ音譜

 

 

 

【今日の一句】

 

茱萸の句を三句選ばせてもらいました

写真は今頃、季節は「夏」ですが悪しからず

 

 

 

庭の茱萸

とる子なければ

たわわなる

 

富安風生

 

 

 

 

 

 

かたつむり

南風茱萸に

つよかりき

 

飯田蛇笏

 

 

 

 

 

 

茱萸は黄に

乙女めくなり

吾がちぶさ

 

三橋鷹女