水田に水が入ると景色が変る

代掻きから田植え後の稲が育つ前の水鏡は散居村の佇まいを際立たせる

 

 

 

ここは富山県の砺波野

庄川の氾濫原として成長した扇状地

もともとは砂利層が厚く保水力のない土地だから水田には不向きだったが

豊富な庄川の水を扇状地の隅々まで行きわたらせることでこの景観が生れた

 

 

 

砺波平野の散居の起源と発展の過程には諸説があるようだ

例えば、「加賀藩が防衛上の理由で家屋を点在させた」とか、

「強風による火災の延焼被害を防ぐため」などとあるが、

農業に携わる者として一番合点がいくのは、「農民たちが開墾しやすく水を引きやすい土地を順に選び、耕作に都合よいように、その中心に家を建てて住んでいった」との説

従って、砺波平野全体に家々がちりばめられたのは、古代史にさかのぼるほど古いことではなく、戦国時代を経て、近世に入り加賀藩の治水事業が始まってからのことのようだ  

 

 

ちょっと固いウンチク話になりましたが、富山に居た時に「散居」に興味があって調べたことがあったので、その時の写真と記憶を呼び起こしてみました。

 

 

 

 

 

【今日の一句】

 

(それらしい句が探しきれなかったので、AI作になりますえー?)

 

田水張る

散居の家々

影を置き 

 

んー、イマイチかな

「散居」という単語が固くて俳句にはなじみにくいような・・・えー?

どなたか添削お願いしますゲラゲラ

 

 

 

 

 

 

【追記】

上の句は載せてはみたものの、しっくりこないので

寝起きに考えて、中の7文字を変えてみました

 

田水張る

垣遶の森の

影を置き 

 

 

「垣遶」は「かいにょ」の当て字で砺波では「屋敷林」のことをそう呼びます

いかがでしょう イヒイヒ

 

 

 

 

【追記2】

山野俳子大先生より味わいのある句をいただきました

これもいいですねぇ

ひとつだけですが掲載させていただきます

(もう一句はコメント欄参照)

 

田水張る

散居が里の

夕かげり