【今日の一句】

 

風の中に

日の色すわる

椿かな

 

川端茅舎

 

 

 

かわばたぼうしゃ 1897~1941 東京都出身、昭和初期の俳人

当初は画家を志し岸田劉生に師事するも病のために断念し俳句に転向

画家の眼を生かし写生に徹した格調の高い句で「ホトトギス」の代表的俳人として活躍したが、惜しまれつつ病により43歳で早逝

茅舎の作風は病床での生活の苦悩から仏教やキリスト教を取り入れた「茅舎浄土」と呼ばれ、師である高浜虚子は茅舎を「花鳥諷詠真骨頂漢」と称えています

 (web版「俳句の教科書」より)

 

 

 

茅舍は虚子の愛弟子でありホトトギスの継承者であり得たが、彼もまた子規と同じ病で同じような若さでなくなってしまう

 

写真を2枚添付しました

一般的には椿の枝を吹き抜ける春のそよ風を感じる・・・

だから散る前でしょうね

でもかすかな風にポトリと落ちてなお輝く花も悪くはないと思いますが

 

 

 

茅舎の句をもうひとつ

 

一枚の

餅のごとくに

雪残る

 

 

積雪の多い地域では、吹きだまりや窪地に集まり固く締まった雪がGWの頃まで残っています

良く締まった平坦な雪面は歩きやすいから春山登山は最短ルートをとれます

(でも落し穴や埋もれた木の跳ね返りに注意)

この雪も春の嵐が吹いて温かな雨が降れば、たちどころに薄く小さくなり、消えたところから緑におおわれていきます

 

今日は冷たい雨だから開花宣言はおあずけかなうーん