「私が悪いんだ」
って、浮かんだだけで。
体が先に固まる日、ありませんか。
前回の記事では、そんなとき私がやっていることを
「論理療法」という言葉でまとめてみました。
今日は、もうひとつ。
認知療法(CBT)について。
前回と前々回、のつづきです。
「交流分析(会話のズレを構造で見る)」
「なんで怒ってるの?」が減る。会話の噛み合わなさを『構造』で見る話
「論理療法(受け取り方の違いを見る)」
「認知療法」
名前だけ聞いてもよくわかりませんが、
私の言葉にすると、こんな感じです。
「頭に浮かんだ“思い込みのひとこと”を
いったん外に出して、視点を増やす」
ポジティブになろう、という話ではありません。
人って、しんどいときほど
“ひとつの見方”に固定されやすい。
だから、視点を増やして
呼吸を取り戻す。
私は、認知療法を
無意識にこう使っています。
■夫の「肩痛い」を、認知療法で見てみる
前回も登場した例ですが、良い例なので
再々登場です。
娘を抱っこ紐で抱っこした夫が、ぽろっと
「あー肩痛い」
と言ったという話。
ここまでが出来事。
ただの事実です。
でも私の頭の中では、秒でこう反応しました。
「責められた」
「やっぱり私がやらなきゃ」
「抱っこさせた私が悪い」
これが、認知療法でいう “自動思考”。
要するに、“思い込みのひとこと”です。
自動思考って、
考える間もなく勝手に出てくる
“頭の中の字幕”みたいなもの。
で、この字幕が出た瞬間、
胸がギュッとなる。
罪悪感が出る。
イラッともする。
そして私はだいたい2択になる。
・先回りして抱っこを代わる(無言で頑張る)
・無言で不機嫌になる(心が守りに入る)
…しんどい。笑
■「事実」と「解釈」を分けること
ここで認知療法っぽくやるのは、
無理に気持ちを変えることじゃなくて、
まず、分ける。
事実:夫が「肩痛い」と言った
解釈:責められた気がする/私が悪い気がする
そして次に、こう問いかける。
「責められたってホント?」
「他の可能性は考えられる?」
たとえば夫の頭の中は、
「肩痛い〜(笑)」
「重くなったなぁ」
「いつも抱っこしてるの、すごいね」
そんな可能性もある。
前回もお伝えしたとおり、
実際うちの夫は、
「こんな重いのにいつもすごいね」
って思ってただけだったという事実。![]()
なのに私の頭の中は、
勝手に自己犠牲のドラマ作ってた💦

でもね、これって
私が悪いわけじゃないんです。
自動思考って、
過去の経験とか思い込みとか
“自分を守るためのクセ”
で出てくることが多いから。
だから、責めなくても大丈夫。
気づけたら十分。
こんな自動思考する私が悪いんだわ、
とならないように、
分けることが大事になるんです。
■見方が増えるといいこと
認知療法のいいところって、
正解を出すことじゃなくて、
「別の見方もあるかも」
っていう
余白が戻ってくるところ
だと思うんです。
余白が戻ると、
呼吸が戻る。
揺れは消えないけど、
落ち着いた自分に戻りやすくなる。

■今日の自分への声がけ
もし今、あなたの頭の中で
「私が悪いんだ」
が鳴り響いていたら、
今日の声がけはこれでいい。
「いま、思い込み入ってるかも。」
それだけで100点。
揺れたら、
揺れの前の状態に戻ればいい。
この「頭の中の誤訳」を見える化して、
今の自分を整えるのが、私のセッションです。
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