こんにちは。
自然治癒力と免疫力でからだの不調を改善
健康ダイエットコーチの濱西です。
老化予防や健康維持に欠かせない食習慣については、日夜いろいろと文献をあさっては勉強の日々。
医師の牧田善二さんは「急激にドカンと血糖値を上げて老化を招く『液体の糖質』は絶対に遠ざけたほうがいい。そのなかでも特に不自然な甘味成分が入っているものは口にしてはいけない」といいます。
それはいったい何なのでしょうか?
詳しく解説いただきましたので、紹介したいと思います。
参考になれば幸いです。
以下引用:
◆炭水化物をたくさん食べると老化が進む理由
私たちの体中に炎症を引き起こす老化促進物質AGE(終末糖化産物)が「体内でつくりだされてしまう」理由は、血液中に余っているブドウ糖が、体中のタンパク質と結びつくことで産生されるというものです。
ということは、ブドウ糖が血液中に溢れかえるような、すなわち血糖値を上げてしまうような食事をしないことが一番です。
その基本は、糖質の摂取量を減らすこと。糖質とは、砂糖やスイーツなどの甘いものだけではありません。米飯やパン、麺類などの炭水化物も糖質です。
炭水化物の多くは「多糖類」といって、ブドウ糖がたくさん連なった構造をしています。甘い砂糖は「二糖類」で、ブドウ糖と果糖がくっついています。
このどちらも消化されると、一個一個のブドウ糖に分解されて、小腸から血液中に吸収されます。
だから、炭水化物をたくさん食べると血液中にブドウ糖が溢れかえり、それが体中のタンパク質にくっついて、どんどんAGEができてしまうのです。
◆日本人は糖質を摂りすぎている
ちなみに、日本人の糖尿病は、ほとんどが「2型」で、生活習慣が原因。その生活習慣の最たるものが糖質の摂りすぎです。
本来、糖質を摂りすぎても、インスリンというホルモンが出てブドウ糖を処理してくれるので、血糖値が上がりすぎることはありません。しかし、長く糖質過剰摂取の生活を続けていると、インスリンの働きが悪くなって血糖値が上がっていき糖尿病を発症します。
糖尿病は合併症の腎臓病が大問題であることは、これまでずっと述べてきました。
糖質の過剰摂取は、糖尿病を発症するという側面からも、AGEを増やすという側面からも、腎臓にはとても悪いのです。
ご飯のおかわりや大盛りは避け、パン、麺類などの炭水化物も今より減らしていくといいでしょう。
◆血糖値を爆上げし血管をボロボロにする液体
体内でAGEをつくらないようにするために、絶対に遠ざけなければいけないのが、ジュースなど清涼飲料水の「液体の糖質」です。
同じ糖質でも、米飯ならば噛んで消化して……という作業を経て、小腸から血液中に吸収されます。しかし、液体の糖質は、そうした手間を必要としないので、急ピッチで吸収されてしまいます。そのため、血糖値も急激にドカンと上がります。
急激にドカンと血糖値が上がれば、血中に溢れているブドウ糖とタンパク質がどんどん結びつき、AGEをたくさんつくりだします。
しかも、市販のジュースなどの清涼飲料水には、想像以上の糖質が含まれています。たとえば、500ミリリットルのコーラには、角砂糖14個分もの糖が含まれています。
また、一見、健康によさそうな野菜ジュースや果汁100パーセントジュースにも糖質がいっぱい。「飲み物」は、その成分を注意深くチェックする必要があります。
◆血管を痛めつける「魔の液体」
なかでも、「ブドウ糖果糖液糖」「果糖ブドウ糖液糖」という不自然な甘味成分が入っているものは口にしないようにしましょう。
ここでいう「果糖」は、果物から絞ったものではなく、トウモロコシやサツマイモなどのデンプンをある酵素で分解してブドウ糖をつくり、さらに別の酵素によって果糖に変化させています。つまり、とんでもなく不自然な人工シロップです。
これらの甘味成分は、砂糖よりも安価で水に溶けやすい性質があるため、食品メーカーにとってはとても使い勝手がいいのですが、肝臓に負担をかけるなど、確実に健康を害します。もちろん、血糖値も上げ、AGEを増やします。
では、人工甘味料はどうでしょう?
コーラに代表される清涼飲料水の「ゼロ」タイプには愛飲者が多く、アメリカのトランプ大統領もその一人です。こうした商品には、人工甘味料が使われています。
清涼飲料水に限らず、「血糖値を上げたくないから」「太りたくないから」という理由で、コーヒーなどにも人工甘味料を使っている人もいることでしょう。
結論から言って、それはすぐにやめてください。
◆缶コーヒーやエナジードリンクの効果は一瞬
マウスを使った実験で、「アスパルテーム」「スクラロース」「サッカリン」の3つの人工甘味料は、普通の砂糖よりも血糖値を上げることがわかっています。
人間を対象にした研究でも、人工甘味料を摂り続けていると、インスリンがブドウ糖を処理する能力が落ちる、という報告がなされています。
要するに、人工甘味料の摂取によって、腎臓病の原因となる糖尿病に近づくのです。
また、人工甘味料を摂り続けていると、腸内細菌叢に変化が生じ、腸の粘膜に小さな穴が開く「リーキーガット症候群」を引き起こすことが指摘されています。腸内環境の悪化は腎臓の仕事を増やし、ダイレクトに腎臓の機能を落とします。
これらのことを考えると、どういう形であれ「甘い飲み物」は摂らないほうがいい、という結論に行き着きます。
眠気や疲労感を感じたときに、缶コーヒーやエナジードリンクを愛飲している人も多いでしょう。
これらを飲むことで、「シャキッとした」と感じるのは、そこに含まれる糖質とカフェインの一時的な効果です。糖質を摂って血糖値が上がると一瞬気分がハイになるのですが、あくまで一瞬のことです。
効果が一瞬であるのに、血中にはブドウ糖が溢れ、AGEはたくさんつくられてしまいます。すなわち、腎臓にいいことはひとつもありません。
◆熱中症予防に「経口補水液」は要注意
スポーツドリンクや、経口補水液にも注意が必要です。
味はたいして濃くないのに、これらの飲み物には、砂糖と塩分が思いのほか多く入っています。砂糖は血糖値を上げAGEを増やし、塩分は血圧を上げます。また、商品によっては、リンを加えているものもあり、いずれも腎臓に負担をかけます。
最近の日本の夏の暑さはひどく、戸外で行なうクラブ活動などに際して、子どもにスポーツドリンクや経口補水液を持たせる親も増えています。
しかし、それらをがぶ飲みして中学生くらいから糖尿病を発症するというケースがあとを絶ちません。
若くして糖尿病に罹れば、それだけ合併症で腎臓を悪くするリスクも上がります。
熱中症が怖いなら、ミネラルウォーターを飲み、適宜、梅干しなどで塩分を補給すればそれで十分でしょう。
なお、今は糖質を減らしたスポーツドリンクも出ています。その代わりに、アミノ酸が加えられているものもあります。しかし、アミノ酸を多く摂れば、腎臓機能に悪影響を与えます。
いろいろ「こんな機能がある」と効能を強調している製品が出回っていますが、その機能の結果、産生された老廃物を濾過するのはあなたの腎臓です。腎臓にとっては迷惑な一面もあるということを、知っておいてください。



