読み終えた瞬間に雑談の悩みから解放される
著者・渡瀬謙さんは、小学生の頃から雑談が苦手で、自身をコミュ障とまで思っていました。
それなのに、社会人になってからの仕事は「営業」。
当然営業には向いていないと思っていたそうですが、
ある出来事をきっかけに、相手ファーストの雑談を発明して営業成績トップに!
今では雑談の方法を人に教えたり、大勢の人の前で講演をしたりしている方です。
渡瀬さんが言い切ります。
「読み終えた瞬間に雑談の悩みから解放される」と。
こんな期待の1冊はありませんね。
不安が期待感に変わる「読む雑談セミナー」
特筆すべきは、文章の読みやすさです。
表紙カバーのそで(折り返した部分)に「気になったところからお読みください」とあるのですが
選ぶ必要もないほど、一気に最後まで読み切ってしまいました。
文章が読みやすいこともその理由ですが、内容が面白いのです。
早く先を知りたくなってしまう。
読みながら、著者からレクチャーを受けているような
RPGの中に入ってしまったかのような
「読む雑談セミナー」という感じです。
確かに、読み終わったとたんに不安が消えました。
それだけではありません。代わりに「わくわく」が訪れます。
「次に誰かと話す機会があれば、この相手ファーストの雑談を試してみたい」と不安が期待感に取って代わるんです。
期待に違わぬ本でした。
雑談・5つの目的と効果
この本を読んだ後、私はふと「雑談」の意味を辞書で引いてみました。
『明鏡国語辞典 第三版』には
“気楽にとりとめのない話をすること。また、その話”
とあります。
でも、「とりとめのない話ができない」からと悩む人はいないのでは?
雑談には目的があるのでは?
と思いせんか?
それについても著者は序盤で
「雑談には5つの目的と効果がある」と記しています。
雑談の苦手意識をなくしたいだけでなく
目の前の人とより良い関係性を築きたい人にもおすすめします。
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