フリーランスというワークスタイル〜フリーランス1.0時代からフリーランス2.5時代まで | フリーランスでいこう!自分の看板で生きよう

フリーランスでいこう!自分の看板で生きよう

結婚、出産、育児、介護、病気……自分や家族のライフイベントに左右されず、自分らしく自由に生きる方法

【フリーランスで独立 1】

 

フリーランスという働き方がいつ頃から日本で一般的になったのか、詳しいことはわかりません。

ただ、私が大学を卒業した頃はすでに存在している働き方でした。

かなり古い時代からこれまで。自分のことを書く前に、社会の流れを振り返ってみることにします。

 

フリーランス1.0からフリーランス2.0まで、勝手に定義付けて述べる私見です。
情報社会学の教授でも研究者でもない私ですが、フリーランスとして働きながら、一方で変化する社会の生活者として感じた論点を述べることは許されるでしょうから。

 

●フリーランス1.0時代〜アナロブな広告全盛時代

 

当時は「おいしい生活」に代表される広告業界全盛時代。

大小の広告スタジオがたくさん生まれました。

コピーライターやグラフィックデザイナー、カメラマン、スタイリスト……などがフリーランスとして働いていました。

この1990年ごろを、私は勝手に「フリーランス1.0時代」と定義しています。
インターネットなどもまだなく、仕事の内容もアナログ。

法人から仕事を請け負い、案件ごとに納品する形態です。

センスのいい素敵な仲間がたくさんいましたし、もちろんいまも彼らは活躍しています。

 

●フリーランス1.5時代〜IT革命の夜明けとともに

 

IT革命という言葉が流行語大賞に選ばれたのは、2000年のことです。

当時、早稲田大学高等学院3年だった木下斉氏(商店街ネットワーク社長、現在は一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス 代表理事)が受賞しました。
それまでの情報のあり方を一気に変える画期的なツールとして、インターネットが私たちの前に現れたのです。

余談ですが日本におけるネット系ベンチャーとして知られ、来年2月にマザーズに上場する株式会社はてなが京都で創業したのは2001年。

フリーランスではなく、起業家ですが、ナナロク世代(別名:IT第3世代)と呼ばれる1976(-1978)年生まれが活躍したのは記憶に新しいところです。

 

2000年から2005年ごろまでは、そうしたベンチャー起業家が現れるいっぽうで、ITスキルを使って働くウェブ制作系のフリーランスが多く独立しました。

情報の流れも大きく変わります。

マスメディアから、ネットへ。企業が独自に情報発信できる基盤が整うにつれ、それを制作するクリエイターが必要になります。

 

ウェブプランナー、ウェブライター、ウェブデザイナー、エンジニアなど、そうしたウェブコンテンツをつくるクリエイターたちの時代。

企業から請け負う同じクリエイターでも、そのスキルが インターネットの活用スキルによる点で【フリーランス1.0時代】とは、全く異なる世代です。

さらに進化した革新的なツールとスピードでコンテンツをつくった彼らを【フリーランス1.5時代】と定義してみます。

 

●フリーランス2.0時代〜顧客は身近な人々

 

情報の流れは、企業主導から、生活者主導へと変化していくのもこの頃。

2006年には、女性向け月刊誌「VERY」「サロネーゼ」というライフスタイルを提唱しました。料理やフラワーアレンジメントなど、自宅でサロンを開いて教えるマダムたちが登場。

自宅で教室を開くことは、和装や編み物教室、ピアノ教室、着付けなどインターネットが普及する前からあったトラディショナルな働き方です。

 

それ自体は新しいことではありませんが、「サロネーゼ」シロガネーゼ」という裕福な専業主婦のライフスタイルと同じ語尾だったことは特徴的です。

そのため、紅茶やフラワーアレンジメント、ネイルなど、優雅な趣味を持つ読者モデルママのライフスタイルそのものが周囲の女性たちのあこがれとなり、カリスマ・マダムを多く輩出しました。

それまでのフリーランスが法人を顧客とするフリーランスの原義に近い働き方であったのに対し、彼女たちは自分のファンを集めて、新しいマーケットをつくったのです。

 

主に同じ女性をファン顧客とする、それまでにない全く新しいフリーランスのかたち。

ターゲット自体がそれまでと異なることから【フリーランス2.0】と定義することにします。

 

このサロネーゼという言葉自体は、現在死語化しているかもしれませんが、料理研究家、ベビーサインインストラクター、ライフオーガナイザー・・・。専門の強みを持ち、サロネーゼとして活躍するママたちはますますパワーアップし、仕事のバリエーションも増えていますね。
自宅サロンから、フリースペースなどに場所を移し、あるいは自身も活動場所にこだわらず、自由に移動する人が増えてきました。

 

●フリーランス2.5時代〜 SNS時代のフリーランサーたち

 

フリーランス1.5の時代には、メルマガやブログなど、インターネットによる情報発信手段の活用は、一部の  ITスキルを持つ人たちに限られていました。

そのため、女性の間でも自宅サロンに生徒を呼べるカリスマ的な著名度を持つサロネーゼだけが活躍に見合う報酬を得ていたことでしょう。

 

しかし、ツイッター、フェイスブック、さらにはインスタグラム、ユーチューブなどSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の台頭で時代が変わります。

 

SNSの登場によって、情報を誰でもどこからでも簡単に発信できるようになったのです。

これがどれだけ革命的なことか!

 

簡単に〜育児の合間に、フリーランスで働ける。

誰でも〜 ITスキルがなくても、フリーランスで働ける。

どこでも〜キッチンからでも、フリーランスで働ける。

 

言葉を使って、写真を使って、自由に発信できれば、そこから新たな働き方の可能性が見つかります。

「何を発信するか」が今ほど問われる時代はありませんね。

独自のビジネスモデルとしてニーズがあるなら働ける。

もちろん、いつの時代も楽なことばかりではありませんが、自在に発想して力を惜しまず行動できるなら、等しく道はひらかれています。

さて、今更ながらにこうしたフリーランスの時代を改めて振り返ったのには、理由があります。

そして、その理由こそが、長く働き続けるための大切なこと。

近々、こちらでその理由を書いていきます ↓ 関心があれば、リクエストしてくださいね。

(次に続く)

 

 

 

ソーシャルメディアで伝わる文章術/秀和システム
¥1,728
Amazon.co.jp
 
この本に続く3冊目を出すことになったきっかけをはじめ、 フェイスブックのグループページ
「新刊j準備中」の非公開グループの中で、出版までいろいろと綴っていきます。
 
この本の始まりに、私にとって奇跡とも思えるような出会いがありました。
今綴っている内容は、出版に関心のある方にも役立つと思います。
よかったら ↓ リクエストしてくださいね。

 

■前田めぐる■