私がリサイタルへ行くきっかけとなった牛田智大さんの演奏には、とりわけ惹かれます。
牛田さんの2022年のインタビュー記事の抜粋です。
ーピアノやクラシック音楽の魅力は何か
音楽において最も美しいのは「音がない瞬間」、つまり静寂です。全ての音は静寂の美しさのために存在しており、全ての音楽は静寂から始まり静寂に還らなければならない、と私は考えています。
(引用:東北大学新聞より)
この文章を読み、牛田さんの演奏に惹かれる理由が少しわかった気がしました。
断捨離®️が好きな私には、この言葉が“本質”を別の形で表現しているように感じられたからです。
断捨離®️好きな私は以前、音楽(ピアノ)と断捨離®️の共通点がふと浮かんだことがあります。
奈良ホテルのピアノ。
「アインシュタインのピアノ」
と呼ばれています。
共通点①
音は戻らないし、時間も戻らない。だからこそ、本当に大切なのは「今」。
共通点②
演奏後の「静寂」や休符には、音はないけど大切な意味がある。断捨離®️でも、何もない「空間」が大切。「空間」にこそ希望が宿ると学びました。
共通点③
音楽は音が流れて、消えて、また生まれて流れ、消えます。断捨離®️もまた、流れ、循環を大切にします。
こじつけかな
演奏会では最後の一音が消えた後、静寂だけがホールを満たす瞬間があります。
拍手も起きず、聴衆が息をのんで静まり返っている時間です。
音はないけど、何もないのではなくてむしろ音楽が一番深く満ちているような、何とも言えない豊かな時間です。
過去でも未来でもなく「今」だけがあって、でも時間のない世界にいるような感覚。
この深い静寂の豊かさを経験したくて、演奏会に足を運んでいるのかもしれません。
何もない「空間」の豊かさと、音のない「静寂」の豊かさ。
私の思い込みかもしれないけど、断捨離®️と音楽の共通点のように感じるのです。
だから、この「静寂」の美学を大切にされている牛田智大さんの言葉に、とてもとても共感しました。本当に素晴らしいピアニストだと思います。
断捨離®️と出逢い、そこから音楽と出逢いなおせました。それは自分自身を取り戻すプロセスであり、自分を受容する過程そのものでした。
これからも「空間」も「静寂」も大切にしていきたいです。
自分自身の振り返りとして書いた、作文のような、面白くもおかしくもないブログをお読み下さり、ありがとうございます

