独身の時は、たびたび訪れていた安曇野。

結婚してからは、まとまった休みは夫の実家への帰省が最優先になりました。

帰れる実家があるって幸せなことだし、夫は長男だからそれが当たり前と私も思っていました。

子ども達の卒園や卒業の節目では、テーマパークにも行きました。

それは楽しい思い出ですが、私は安曇野でのんびりしたいなぁ、という気持ちを持ち続けていました。

その安曇野へ、1泊だけでしたが行くことを決めました。一人旅ばかりでしたので、今回も一人で行きたかったけど、どうしても一緒に行きたいという小学生の娘を連れて2人で行きました。

お天気も良く、部屋の窓からは目の前に満開の桜が見えました🌸

北アルプスの雄大な山並みを眺めて、とても懐かしく20代の頃を思い出しました。
魂の故郷に帰ってきたような感覚でした。 



北アルプスに向かって「ヤッホー!」



年賀状はかなりの数を断捨離しましたが、ユースホステルのペアレントさんとは、年賀状のやり取りを続けていました。

私が最初に就いた仕事で腰を痛めた時や、突然休職せざるを得なくなった時、温かい手紙や、クラシックのCDを送って下さったこともありました。

ユースホステルでは、夕食後にバーが開店します。

娘を寝かせた後、私一人でバーへ戻り、ペアレントさんとの再会を喜びながらたくさん話をしました。たまたま、他の宿泊客は来なかったのです。

20年以上ぶりなのに「全然変わってないですね。」等と冗談も言いながら(笑)。

音楽の話題になりピアノリサイタルに行き始めた話をしました。そして初めて、高校時代にトランペットを吹いていたこと、交響曲に取り組んでいたことを話しました。

しみじみと「いい経験だったねえ。」と言って下さいました。

その言葉を聞いた時、ずっと「暗黒の時代」と思っていた高校時代が、私の中でひっくり返りました。

あの頃があったから、今でも音楽を愛する自分がいるんだな、と。

安曇野という大好きな土地と人が、過去の自分と今の自分を結び直してくれました。

今が調うと、過去も調うってこのことなんだと思いました。

あの頃の自分を、やっと認めてあげることができた感覚でした。

それは、断捨離®️のおかげで自分と自分の関係が改善された証明でもありました。

お酒よりコーヒーが好きだと覚えてくれていたペアレントさんは、とっても美味しいコーヒーをご馳走して下さいました☕️

おかげで、その夜はなかなか寝つけませんでした(笑)。